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2017-10-16 (Mon)
このところ雨が降ったり止んだり。
気温も下がったと思えば 蒸し暑かったり不安定な日々が続いています。

海に近い低山で アキザキヤツシロランが林の中でポコポコ顔を出し始めました。
今年こそ こうなる前の段階を見てみたいと思ったけど 薄暗い場所では至難の業(苦笑)
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腐生植物は 綺麗な花が咲くわけでもなく、葉を持たないから とーっても地味。
毎年ほとんどといってもいいくらい同じ場所。雑木林だったり竹林だったり・・
しかも春に ハルザキヤツシロランが出た全く同じ場所に出るのだから・・
2種は同じ物じゃないのかなんて思ったこともありました。
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出向くタイミングさえあえば ハルザキに比べると色が明るめなので見つけやすい。
高さ10cm未満。花の数は平均2~8個つくようです。
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唇型で 花被の先端が 平開はせず すぼみ気味。
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1cmほどの花。
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全草の姿を比較してみるとハルザキヤツシロランは黒褐色で狭い筒型。
アキザキヤツシロランは緑褐色で広い筒型。

生える場所はわかっていてもハルザキヤツシロランは 開花時期になかなかみつけられないのに アキザキヤツシロランは意外と目につきやすいのも納得です。

■アキザキヤツシロラン■(秋咲八代蘭) ラン科 オニノヤガラ属 

腐生植物
高さ10cm内
環境 常緑樹林、竹林
花期 9~10月 
分布  千葉県以西~沖縄
| 腐生植物 | COM(0) | | TB(-) |
2017-10-13 (Fri)
山地の旧道路沿いで。

(*゚ω゚*)ん?・・え(゜○゜)!・・なに? なんで???ウソ・・の連発!

花はすぐ目につきましたが まさか”アケボノソウ”だとは思いもしませんでした。
でも間違いなく アケボノソウです。
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緑色の2つずつある蜜腺が リングに見えます。
1,2,3,4,5,6、・・・1,2,3,4,5,6,7,8、・・・
え~~~何度も数えなおしました。
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(アケボノソウの花弁は通常4~5枚)
もう一度 確認のため数字を入れてみました。
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そして 3m離れたところにあった株。
花弁の数11枚ではありませんか!!!
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接近して撮影していたら 昆虫が近づいてきて・・花を奪い合い(笑)
蜜腺の多いことに 昆虫だって敏感。
密が 普通タイプの倍あるんですから・・
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↑の株の 下の部分でも やはり花弁が多い。
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近くにあった花弁5枚組み.(通常)
今まで一番よく見かけたタイプ。
つい先日 お友達ブログで6枚花弁を見せて頂いて、5枚より6枚のほうがいいな・・どこかで出会えたらいいなあ・・
と思った直後の出来事だったから驚きました。
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ちなみに過去に出会った花弁4枚。
11枚花弁に出会ったあと これ見るとなんだか物足りなさを感じます。
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アケボノソウの名前の由来は 白い花弁にある 紫色の斑点と2つずつ並んだ緑色の丸い蜜線。
この模様を夜明けの星空にたとえてつけられたネーミング。
”ほのぼのと明ける夜明けの星空”・・

今回私が出会った花弁11枚は 満天の星空\(^_^)/

(反省)花弁、花弁と花弁ばかりに目がいって 後ろから(ガク)撮影し忘れ・・(_ _。)・・・

■アケボノソウ■リンドウ科 センブリ属

 ・草丈 50cm~1mの1~2年草。
 ・環境 沢沿いや 山地の湿った所。
 ・分布 北海道~九州
 •花期 9~10月
 
| flower | COM(2) | | TB(-) |
2017-10-10 (Tue)
たまたま立ち寄った”道の駅パーキングで。
足元に ¿ 見慣れないコニシキソウ・・・
(大きい葉は ヘクソカズラ)
真上から見ると 立ち上がるっぽいんだけど、、
調べると”シマニシキソウ”
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これ見ると 赤っぽい茎はまばらに分岐して斜上。 下の部分では地面を這うようです。
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この仲間はみんな花が小さくて解りづらいけど これは一番てっぺんに花が集中。
ピンボケですがこの雰囲気なので目につきやすい。
残念なことに花は終わっていて果実になりつつある・・
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葉は、長楕円状卵形~披針形で先端が少し尖っている。 対生。
大きいので2cmぐらい。
葉の形が特徴的なんですね・・左右対称ではない。
葉柄はあるかないかでごく短い。
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他のコニシキソウに比べると葉に光沢があって質感が厚い。
脈がボコボコして見える感じ。
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触れただけでも 葉の裏や 茎に毛が沢山生えているのがわかります。
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まだ未熟な果実ですが表面に毛が見えます。
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一年中咲くという花、そして種子・・ 
どこから運ばれてきたのでしょう・・困ったものが又ひとつ増えていきます。
経過観察しなきゃ。。

■シマニシキソウ(島錦草)■トウダイグサ科 ニシキソウ属

 熱帯アメリカ原産 帰化植物

・ 草丈30~50cmの1年草
・ 環境  道端、畑地、荒地
・ 分布 近畿南部、四国、九州、沖縄、台湾、中国(熱帯~亜熱帯域)
•  花期  1年中


| flower | COM(2) | | TB(-) |
2017-10-06 (Fri)
夏が過ぎ ようやく谷間に秋の風を感じるようになるこの時期。
山地の木陰に咲き始めた”スズコウジュ”

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以前から見ていた場所は 動物の掘り起こしや食害でほとんどなくなってしまった。
県でも限られた所でしかお目にかかれない花。
探し歩いて見つけたときはとっても嬉しかった~
ここは初めての場所。 しかもこんな道端での出会いははじめて・・

ふと上を見上げたら 群生!
そばに上へ登る山道があるのですが ずっと上までスズコウジュの道。(標高600mほど)
最初の画像のスズコウジュに見入っていた私を 花は上で笑っていたでしょうか。
希少レッテルが頭から離れないのでこれには感動しまくり。
あるところには あるんだ・・・・
蕾も沢山。これから花本番といったところでしょうか。
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沢山あるので できるだけ花の数が多いのを探して(≧∇ノ■ゝ
あまり大きくなると直立せず姿が乱れるので10~15cmぐらいが一番綺麗。
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茎の左右に花序が ほぼ3個ずつ出て花冠5~6mmの下向きの小さな花をつけます。
3、4、5段・・・と咲きあがっていくのですが全部咲きそろっているものはない・・ 
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花も終盤になると、少しの風にも 静かに花を落としていくんですね。
個人的に思い入れが強いので こんな様子は 淋しく感じる。
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どこにピントがあっているのやら・・ヽ(^。^)ノ
スズコウジュの白色はうまく言えませんが ただならぬ白。
何度シャッターきったことやら・・撮影の難しい花。
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葉は卵型で対生。
先は尖り、粗い鋸歯 があります。
基部はくさび型。
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小さなガス灯にも見えてメルヘンチック。
また クリスマスツリーのミニベルをも連想させてくれます。
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以前エントリーした時に
”是非 花の内部を見たい”というお声、 逆に”そこまで見なくてもうつむいたままで充分”といったお声。
みなさん思われ方はいろいろです。
余裕がないなかで そんな事を思い出しながら撮影していました。

やはりのぞいてみたい・・と思われる方もいるのではないでしょうか・・
下から撮影できる ちょうどいい高さのところに咲いてくれていたのでキャッチできましたv(^^*)
どんな昆虫がやってくるのでしょうね・・
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花は 唇型。 上3裂、下2裂。
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スズコウジュって  いい名前だと思いませんか?
コウジュ(ナギナタコウジュの中国名)の近縁種で、花が鈴を思わせるので名づけられたそうな。
ナギナタコウジュとは似ても似つきませんが・・(苦笑)
で スズコウジュは 香りはありません。

◎追伸=コメントへのレス 少し遅れるかも知れません=

■スズコウジュ(鈴香需)■シソ科 スズコウジュ属

 1属1種の日本特産種

分布 本州(関東地方以西の太平洋側)、四国、九州、沖縄
山地の木陰に生える 多年草
花期 9~11月
草丈 20~30cm
| flower | COM(2) | | TB(-) |
2017-10-04 (Wed)
山道にツルニンジンの花が咲き始めました。

ツル性で 根っこが朝鮮人参のように太いから名前がつけられたそうです。

色は地味目・・でも釣鐘型の花は 遠くから見ても 可愛い。
白花種もあるそうですが そのうち出会えるかな。
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この夏のこと。
他県で・・ これは何の蔓?とめんくらったのが恥ずかしい・・
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この姿にもピンとこなく、ホオズキ仲間を疑っていてお友達に”ツルニンジンでは・・”と(((^┰^))ゞ
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いつも見ていた場所ならわかったのに・・花でない時期だったから・・とは単なる言い訳((-"-;A ...
しっかりインプットしていなければこうなるんですね。
しかもすでにエントリーしていると思ったら まだだった。
緑色で2cmぐらい。
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ブログを開設して長くなる(長期休止期間もあり)のに 身近にあるものでもエントリーしていないものの多いこと。
2005~2006年は テキストのみになっていていつのまにか画像データが消えていたため削除してしまったし・・(苦笑)
.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この蕾があると 名前も出ます(*ノノ)(情けない・・・)
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葉は3~4枚ずつ集まってつきます。
長楕円形~長卵形。
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花は下向き。
外側だけでも 真っ白だったらなあ・・と見入っていたらε=ε= (o'(ェ)')oブーン!!
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蜂にふさがれてしまいました・・
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内側のこの模様を 翁(おじいさん)のソバカス模様にたとえられて別名ジイソブ。
なんか(-ω-;)ウーンって感じです・・ どうしておじいさんなの?ソバカス?
しっくりいかないネーミングだと思うのは私だけ???
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■ツルニンジン■キキョウ科 ツルニンジン属
(別名 ジイソブ)

 ・環境  山地、平地の林縁などに生えるつる性多年草
 •分布  北海道~九州   
 •花期  8~10月
| つる性 | COM(2) | | TB(-) |
2017-10-01 (Sun)
里山の川岸 両がわ 無限に生えていた”ヒメジソ”
100m以上 いやもっとかな・・川が見えなくなるところまで生えています。

イヌコウジュと似ているので間違うことも多かった(≧ロ≦)
でもやっと イヌコウジュとヒメジソが自分なりに判断できるようになったような(苦笑)
ヒメジソはよほど水のそばが好きなのでしょうか。
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田んぼ横の水路や 山水がしみ出しているような林の道沿いにも多く見かけます。
こんな環境でイヌコウジュは見たことがありません。
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いっぽうよく似た”イヌコウジュ” どっちかと言えば乾いた所が好きなようです。
乾燥気味の我が家の庭。 山の土100%のためかいつからか生え続けている。
なのに ヒメジソとの区別を怠っていた私。
見ぬふりしていても 花のほうから”勉強しなさい”とばかりに今年も現れる(笑)
投げ出さないでもう一度 違いを整理してみました。

(イヌコウジュ)
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イヌコウジュは真上から見ると 上に卵形で先の尖った葉がついている。
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ヒメジソには見ません。
この特徴はルーペいらずの一番わかりやすい特徴かなと・・
(水路近くのヒメジソ)
大きい葉はヤノネグサ。
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●葉の比較

葉の鋸歯も見るものによっていろいろで鋸歯数だけで決定はできないことがわかりました。
図鑑などでは
〇イヌコウジュ=低い鋸歯で6~13対
(葉の質はやや厚い)
〇ヒメジソ=粗い鋸歯で4~6対
(葉の質は薄く ほぼ無毛)
しいて言えば ヒメジソの葉は ややひし形っぽいかな。
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●ガクの比較

初めのころは 絶対これが識別ポイントだと思って出会うたび見ていたところ、どっちつかずのものが結構あり・・
(これが投げ出す原因になってしまったように思う)
ここにポイントありと説明されている所が多いようですが ここだけで判断するのは危険。

〇イヌコウジュ=ガクの切れ込みが深く 3裂片が同等に尖っている。
          
〇ヒメジソ   =ガクの切れ込みが浅く 真ん中が短い。
           裂片があまり尖らない。

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●花軸の比較

〇イヌコウジュ 花軸に細毛が沢山
〇ヒメジソ  花軸に目立つほどの毛は見られない
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●茎の比較
イヌコウジュは毛が多い。
ヒメジソは稜線に少し毛がある。
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全体的に毛が多いのがイヌコウジュ。

●花の比較
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花の色で判別できるのなら苦労しませんが、ヒメジソは白ばかりではなく時々薄いピンクや、白&ピンクのものもありました。
こうして見ると 花そのものそっくりだけど よくよく見ると違いますね・・
おそらくこの違いを忘れなければ もう間違うことはなさそう("▽")
あと 香りが少し違う・・と教えて頂いたこともありますが嗅覚は個人差あるので(苦笑)

*(・。・。でも時には 例外さんもなきにしもあらず・・ですのでご了承下さいね。

■イヌコウジュ■シソ科 イヌコウジュ属

  ・環境  乾いた山野の道端
  ・分布  日本全土
  ・花期  9~10月

■ヒメジソ■シソ科 イヌコウジュ属

 ・環境 水路のそばや湿り気のある草地
 •分布 日本全土 
 •花期 9~10月

| flower | COM(2) | | TB(-) |