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2017-07-21 (Fri)
薄暗い山道の至る所に 真っ白な花が目についた。
もしかしたら今までどこかで出会っていたような???・・・・(´ヘ`;)
微妙に似ている仲間がいるから記憶もうつろ・・。 
過去を振り返ってみると 9年ぶりの再開Σ(・・;)゛ヤマトウバナです。

さほど小さい花でもないのに あいにくの曇り空、時おり小雨もぱらつくお天気(って言い訳か・・(〃∇〃)
画像がよくありません悪しからず・・


大きさは8~9mm 白色の花。
このように岩壁を覆うように・・・びっしり・・
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歩く道にも・・・
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地面に生えて伸びる姿。
やや斜上しながら伸びていくようです。
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 葉は対生。長さ2~5cm。
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先は少し尖っていて、粗い鋸歯があり、葉柄は5~10mm。
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ガク、茎、 葉の裏脈に まばらに毛が生えている。
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シソ科特有の唇形・・
上唇が浅く2裂、 下唇は3裂。
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ヤマトウバナの変種でコケトウバナがあるようですが・・どこかで出会えるかな・・


             ■ヤマトウバナ■  シソ科 トウバナ属

           ・ 草丈10~30cmの多年草
           • 分布 本州(東北地方南部)~九州 山地の木陰
            •  花期  6~7月
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2017-07-18 (Tue)
こちら沿岸にも、山側でも見かけない・・カワラナデシコ。

5~6年前 伊勢湾付近の 海に面した岸壁で見たのが初めて。
”カワラ”の名がつくから 河原で夏風に吹かれて咲く姿ばかりを想像していたのに 高い岸壁にトベラやハマカンゾウに混じって見たのは私にとって予想外でした。

普通にありそうなのに・・なぜなんでしょ(苦笑)。
ついこの頃まで 希少植物では?と思ったほど。
以来 出会えないので すっかり忘れていました。

(当時の伊勢湾にて)
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ところが先日 県外の山地の道沿いで カワラナデシコに出会った。
海にも山にも対応できるんですね~。。。
そんなに多くなく20m範囲ほどで10株あったかしら。
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濃い目のピンク色だから すぐ目に入ります。
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この日もとっても暑い日でしたが この場所はサラっとした風が通り抜けていくようなところ。
ススキやホタルブクロにまじって心地よさそうに咲いています。
流れる汗も撮影している間に忘れてしまえるほど。
海岸部にもあり このような草原に近いような場所にもあり 幅広く生育できる植物だったんですね。
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すんなりスリムな草姿、 細かく切れ込んだ花弁がすずやかな印象。
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いつか河原風景をバックに咲いているところに 出会ってみたいものですが、ネットにも”草原”や”海岸”で・・
といったものがほとんどでした。
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         ■カワラナデシコ■ナデシコ科 ナデシコ属

          ・ 草丈30~80cmの多年草。
          ・ 環境   日当たりのいい草原や河原
          •  花期   6~10月
          •  分布  本州~九州

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2017-07-14 (Fri)
梅雨明けも間近かな?のじとじと湿っぽく薄暗い杉林。
こんなことに興味を持っていなければ この時期 この環境にまず来ないでしょうか(笑)
人の気配どころか 車は一日一台走るぐらい・・
しかもそれは郵便配達車だったり(='m')
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道路下に広がる杉林を降りていくと小さな小川が流れていました。
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ふと足元に見覚えのない小さな葉が点々と。
”ミヤマナミキ?・・うーん・・ちがう・・なんだろう・・でも・・ん~。。とひとりごと…( ̄。 ̄;)ブツブツ
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周囲気になって見回す・・
(散策していて こんな時 一番ワクワクしませんか。。)
結構広範囲に見られました。
なのに 川向こうにはぜんぜん見つかりませんでした。
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綺麗なんです・・・葉・・・とっても。
ベースが紫色で、脈が黄緑色。
でもミヤマナミキが脳裏からはなれない私・・似てる・・でも迷う ・・
以前覚えているものとは印象が違うので。
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開花したものがないか 薄暗い樹林の下をうろうろ。
苗はかなりあるけれど 陽ざしが入るような場所だけようやく咲き始めを見つけました。
あ~やっぱりミヤマナミキでいいのか・・と花を見て思いましたが 思えば思うほどこんな色変わりさんってあるのかな・・と。
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(茎の上部)
ルーペで確認したところ、ほとんど無毛。
少しまばらに毛がある程度。
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(葉の表)
葉は2.5cmほどで 薄い。
普通タイプのミヤマナミキの葉に比べると 丸みがなくて三角状の葉・・
そして紫っぽい色でなんだか違った印象。
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(葉の裏)ルーペで腺点も見えました。
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葉の色から シソバタツナミも検討しましたが これほとんど無毛だからやっぱり違う。
これ以上のことは素人なのでわかりません。
もしこのようなタイプのミヤマナミキに出会われたとか 何かご存知の方いらっしゃいましたらご意見お聞かせ下さい。

少し離れたところで 普通よく見られるミヤマナミキも花を咲かせていました。
(普通タイプ)
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     ■ミヤマナミキ■シソ科 タツナミソウ属

   ・ 環境 山地の木陰に生える多年草
   ・ 草丈  5~15cm
   ・ 分布  (温帯、暖帯)関東地方以西、四国、九州


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2017-07-11 (Tue)
古くからの漁港。目的の花を確認してきて、ひと休み・・と腰を下ろしたら(*゚ω゚*)ん?
”ハンゲショウ"が咲き始めています。
画像でもわかるように10mもない先は海・・
(6月24日撮影)
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まさか海水で成長した訳でもないだろうに・・こんなところに?とても不思議。
ハンゲショウの生えた上は海の岩盤で そこに一部海水ではない水が染み出していたのだろうか???
(確認しわすれ・・(→o←)ゞ)
 みなさんは こんな環境で出会うこともあるのかしら???
それにしても広範囲に陣取って群落モード。
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草丈も大きいし、葉の一部が白くなるから少し遠くからでもそれってわかるけど そのわりには地味な印象をもってしまう花です。
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これから夏へと白い葉も目だってくるのでしょうね・・・・
このときはまだ 半分もお化粧していなくて ベースクリームの段階でしょうか(='m')
大半が緑色。
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花穂もまだ小さく立ち上がるまではいかない。
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半夏生(はんげしょう)とは季節の節目という説。
葉が名前通り 半分白くなって化粧しているようになる頃合という説。

この頃に降る雨を”半夏雨”(はんげあめ)と言って、大雨になることが多いんだそうです。
たしかに・・先日も各地でゲリラ豪雨・・しとしと通り越して長い間よく降りました。
九州北部の記録的豪雨に尊い命、大切なものを奪われた方々にお見舞い申し上げます。

ドクダミ科独特のあの臭いあったのかしら・・
あまり感じませんでした。

■ハンゲショウ(半夏生)■ドクダミ科  ハンゲショウ属
 別名 カタシログサ(片白草)

  ・草丈50~100cmの多年草
  ・環境 低湿地や水辺
  ・分布  本州、四国、九州
   •花期  6~8月
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2017-06-30 (Fri)
すでにエントリー済みかと思っていたら うっかり(笑)
出会ってから4年も経っていた。

海岸へ出るまでの少し暗い樹林の下。今年も綺麗に咲いている。
前に見た時よりうんと増えたみたい。右も左もモロコシソウ。
海辺までの1km余りモロコシソウ以外何もないといってもいいくらい咲いていました。
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全体像がわかるように1本を撮影しました。
毎度感じる事ですが、”花”がなければ”イズセンリョウ”と思ってしまう。
草花というより樹木っぽくも見えます。
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海岸植物だけあって 濃い緑の葉の光沢がまぶしいほど。
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(真上から見た花)
葉腋に1cmほどの黄色の花が1~2つついている。
花柄が長いので、どうしても下向き。
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可愛い花なので 無理やり 真上向かせて(-o-)/~
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下向きで咲く姿は撮影しにくいけれど、やはり花本来のあるがままの姿で画像に収めるのが一番。
そしてこの反り返り気味がこの花の魅力なのでしょうね。
7月の花だと認識していましたが早くも果実も見れました。
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たくさんのモロコシソウに出会えて来た道を戻っていたら 去年の花のガクだけのもありました。
これもこれで 可愛いものです。

”モロコシソウ”のネーミングは単純に・トウモロコシ色だから?・と思っていた私(笑)
ネット検索では”唐土”→中国からの帰化種だと勘違いしたことから・・とありました。
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そそ、、このルートで”シカ”と遭遇。
最近 よく出会うのでどちらも慣れてしまったかな(笑)
親子で3匹いましたよ。
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”鹿の食害”にはもちろんホトホトですが、こうして出会うと憎めない,,,
綺麗な瞳で語りかけてくるようだった。
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■モロコシソウ(唐土草)■サクラソウ科 オカトラノオ属

  ・草丈30~80cmの多年草
  ・海岸に近い山の木陰に生える多年草
  ・分布 温帯、亜熱帯 本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄
  •花期 7~8月
 
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2017-06-24 (Sat)
ブログ休眠中に 新しくマイフィールドになりつつ場所。
四季折々散策して3年目。
今年になってやっと存在に気がつきました。

道沿いの片側を大きい岩盤が続いていてそんな場所に地面から1m高さのところ。

いわば一番目に届きそうな位置なのに何故気づかなかったんだろう。

この小さな黄緑っぽい花がなければうっかりスルーするところ。
ちょうどタイミングよく少し風が吹いてくれて・・チラリ・・目に入ったのでした。

”アオホオズキ”
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以前出会ったイガホオズキにも似ているけれど、花がちがう・・。

それに すでに果実もぶら下がっていたり。。。

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葉に細かい短毛。
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葉は長楕円形。長さ10cm前後。

先端に向かっていくに従って細くとがっています。

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この果実おもしろい形をしています。
釣鐘型の花だとこうなるのかしら???
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大きさ1,2~1,3mmほどだったかな。
表面にかすかに細い毛が見られるけれどイガホオズキのようなトゲトゲしたものは見られない。
ほとんどが2個ずつぶら下がっています。
これからどんなふうに種子になっていくのかしばらく経過を楽しみに観察しようと思っています。

アオホオズキは全国的にもごくまれにしか見られないとのこと。
近畿地方でも個体数は多くはないそう・・
ここでも5~6株ほどしか確認できませんでした。
そんな希少なものに出会えて良かった!!!

■アオホオズキ■ ナス科 イガホオズキ属   

 ・草丈30~60cmの多年草。  

 ・環境 山地のやや湿り気のある林  

 ・花期  6~7月  

 ・分布  (温帯)本州、四国


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2017-06-20 (Tue)
かれこれ一年半ぶりのエントリーになります。

林の中で”コクラン”の花が見られるこの季節。これは普通のコクラン。
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ところが3年前、たまたま通りかけた谷間の道沿い。
ん???なんか違って見えたコクランの様子。
毎年確認していますが今年もやっぱり”黒軸”。
そんなに増えることもなさそう・・10株ほど・・パラパラと立っている。
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ミヤマウズラもそばにあったりします。
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”黒”というより、花と同色といったほうがいいかもしれない。
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手持ちの図鑑にはなかったのでネット検索すると”黒軸コクラン”というネーミングが見つかりました。
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この谷間 特にこの周辺は 谷川にシカがいたり、道沿いを小さなイノシシが駆け回ったり・・
そんなこんなでこのコクランたちの生える斜面も足跡が沢山。
動物たちの通り道となっている。
なんとか絶えてしまわないようにと祈るばかりです。
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■コクラン(黒軸)■ラン科 クモキリソウ属

・草丈15~30cmの多年草。
・花は 通常暗紫紅色ですがこれは茎も暗紫紅色(クロジクコクランと呼ぶそうです)
・分布  茨城県以南~九州 
•花期   6~7月




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