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2017-06-20 (Tue)
かれこれ一年半ぶりのエントリーになります。

林の中で”コクラン”の花が見られるこの季節。これは普通のコクラン。
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ところが3年前、たまたま通りかけた谷間の道沿い。
ん???なんか違って見えたコクランの様子。
毎年確認していますが今年もやっぱり”黒軸”。
そんなに増えることもなさそう・・10株ほど・・パラパラと立っている。
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ミヤマウズラもそばにあったりします。
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”黒”というより、花と同色といったほうがいいかもしれない。
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手持ちの図鑑にはなかったのでネット検索すると”黒軸コクラン”というネーミングが見つかりました。
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この谷間 特にこの周辺は 谷川にシカがいたり、道沿いを小さなイノシシが駆け回ったり・・
そんなこんなでこのコクランたちの生える斜面も足跡が沢山。
動物たちの通り道となっている。
なんとか絶えてしまわないようにと祈るばかりです。
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■コクラン(黒軸)■ラン科 クモキリソウ属

・草丈15~30cmの多年草。
・花は 通常暗紫紅色ですがこれは茎も暗紫紅色(クロジクコクランと呼ぶそうです)
・分布  茨城県以南~九州 
•花期   6~7月




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2015-12-10 (Thu)
自宅周辺の道・・いつも通る道ですが こんなものが生えてたのは知らなかった(ノ_< ;)
ぱっと見 枯れた樹木の苗にも見えたし、色が色。
緑色の葉がある訳でもないし気がつかなかったのかも。

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マダガスカル原産の帰化植物 その名は”キンチョウ”→錦蝶
(名前に辿り着くまでほとほと時間がかかりました)・・┐(´д`)┌
名前に辿りついたあと いつもの野草検索のようにカタカナでキンチョウと検索をかけると、金鳥やカトリセンコウばかり(笑)
チャウ(・_・ 三・_・)チャウ。

なんでも近畿地方以西、四国、九州方面で野生化していて沖縄地方では民家の石垣にはびこっているようです。
みなさんの地域ではいかがでしょうか。

人も行き来する道ゆえに カメラ撮影どうしようか迷いましたが、、恥ずかしがってなんていられない(苦笑)
すでに帰化植物として有名なヒメツルソバも仲良く混生していました。
よくこんな隙間に根をおろしたものですね・・
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よほど乾燥したところが好きなようです。
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この近くは土地が低いので 雨が多いと簡単にあふれ出す地域。
水の流れでどこからか運ばれてきたのでしょうか。
コンクリートに生える苔の中にも小さいですがあちこち苗が育っている様子。
緑色はオカタイトゴメ・・これも街の中でも大繁殖していますね。
どちらにしろ見ているだけでも どんどん広がっていく気配です。
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模様はヒョウ柄っぽくて 少し気持ちが悪く不気味。
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この吸盤のような部分は何???
大きな株ほど 下部分が木質化していて・・これからどんなふうにどこまで成長するのか見てみたいけれど・・
あっというまに大群落になってしまうのでしょうね。
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■キンチョウ(錦蝶)■ベンケイソウ科 ブリオフィルム属(カランコエ属)


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2015-12-01 (Tue)
少し寒くなったかな・・とは思いますが  それでも南紀の今は海岸線なら半袖一枚で散歩できる暖かさ。
散歩がてら歩いていると・・ヽ(*'0'*)ツ ワァ花だ!!!!
道の下に見慣れない白い花が沢山咲いている・・・・
海岸へ降りて下から写してみました。
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コシロノセンダングサ?と一瞬思いましたが こんなに花が大きかったかなあ?
最近 この仲間ぜんぜん調べることもしなかったので・・
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花弁が長くて・・垂れ下ったように見える・・
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花の直径2,5~3cm。
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花弁の数 これが一番多く8枚・・
だいたい4~6枚。
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コシロノセンダングサと比較してみました。
上よりは 花弁が丸いです。

(コシロノセンダングサ)
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帰宅して調べると タチアワユキセンダングサというのがあり そちらは小葉が5枚複葉なのに対し、ハイアワユキセンダングサは3枚複葉とありました。
最初の画像で タチっぽい?雰囲気ですが 下部分が這う感じで 上半分からまっすぐ立ち上がっているように思えましたので”ハイアワユキセンダングサ”でいいのでは・・と思いましたが両者を分けないとするところもあるようです。
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(ハイアワユキセンダングサ)
棘状の先端が 少し曲がっています。
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(コシロノセンダングサ種子)
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ハイアワユキセンダングサは1840年代に観賞用に日本に導入されたそうで九州南部、沖縄に増え続けているらしく要注意外来生物に指定されているそうです。

       ■ハイアワユキセンダングサ■キク科 センダングサ属

            道端、荒地、畑などに蔓延る。
            熱帯アメリカ原産の帰化植物  
              草丈  50cm~1m
               花期 1年中
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2015-11-20 (Fri)
渓谷の川岸の岩上に咲く ”ホソバノギク”
正式にはホソバノギクですが、他のものと間違えやすく私のまわりではキシュウギク♪と呼ぶ事が多いです。
岩場だと垂れ下るように咲きます。
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すでに花の時期が過ぎていますが 今年はまだ咲いています。
道端のノコンギクなどに比べると 花弁がパラパラ。ちょっと見栄えはしませんかな・・
<(`^´)>紀伊半島一部地域だけに分布する 希少な野菊。
これもエントリーがまだでした(汗・・)それに気づいたのもごく最近(;´Д`)。
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それほど大きなサイズはなく20~30cmぐらい。
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渓流の水面を眺めるかのような場所ですが 少し雨量が増えると簡単に水に浸かってしまう環境。
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先端に5~8個、白色(オフホワイト)の舌状花をつけます。
直径2cm前後。 
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(ガク)
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ホソバノギクの一番の特徴は この綺麗な光沢のある緑色の葉だと聞いてます。
常に渓流の水を浴びる環境で育つ所為なのでしょう・・・
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”ホソバ”とは言っても、センボンギクのように細くはありません。
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ところが先日渓流の上にある車道沿いで 咲いているではありませんか・・
そこの渓流にはもちろん見られない。
夏のころオトギリソウや 少し前にアキノキリンソウもここに咲いていた・・そんな道端。
どう見ても ホソバノギク。。。7~8株ほどありました。
違う環境で出会うのは初めてですが ノギクの仲間は交雑もあると聞いていたし。。
保留にしようかな・・・と逃げ腰でしたが やっぱり気になる、放っておけない。
悩んでいてもそのうち忘れてしまうので(苦笑) お世話になる先生に見ていただきました。
先生もそんな環境で生えている情報は初めてということでしたが、間違いなくホソバノギクだ・・と同定して頂きすっきりしました。
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いつも環境を念頭において散策に出るのですが、時には予想もしない所で出会うこともあるんですね。
もしやホソバノギクが私を試したのかもしれない・・なんて・・(≧▽≦;)

     ■ホソバノギク(紀州菊)■キク科 シオン属

    渓流川岸の岩上に生える多年草
         草丈  30~60cm
         花期   8~10月
  分布  紀伊半島(瀞八丁周辺及び三重県一部渓流沿い)
          和歌山県  絶滅危惧1B類
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2015-11-18 (Wed)
なんと!!! もう?
深まりゆく秋に  ”もう ツクシです”。
このツクシの向こうを 園外保育のリュックを背負ったチビッコ達が農道を歩いていましたがカメラの中で春の空気が漂っていました(笑)
まさか11月にツクシに出会うとは仰天。これ1本だけでしたが・・皆さんのところではこの時期”春”に出会っているでしょうか。
でもなんだか 緑っぽくて 半分スギナチック(´m`)
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そのあと海岸に出たらコバノタツナミソウ。
でも これなら”まだ咲いてる・・”が妥当かな・・
タイトゴメと一緒に生えてます。
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静まり返った漁港には イワダレソウに交じって ミヤコグサが一面に咲いてます。
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普通は春の花ですが、過去1月、5月、7月、、そして今11月・・と咲いているので 当地域ではほぼ一年中咲いているのかなと思いました。
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”ミヤコグサ”の名は京都によく見られるので都草と名付けられたようです。
また、別名”烏帽子草”は 花の形が烏帽子に似ていることからだとか。
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そして・・5年ぶり。
モンシロモドキに再会しました。

モンシロチョウに似ていることから名前がついたそうですが ”蛾”の仲間。
羽根を広げた姿を見たかったのですが 雨宿りなのかしら。じっとしたまま・・。
花散策を離れて2年ほど蛾に夢中だったとき、、又会いたいと思うもののひとつだったので嬉しかったあ~。

2010年モンシロモドキ→こちら
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2015-11-15 (Sun)
以前は見に行くのが遅くて花が少ししか見れませんでしたが、今回は_(゜ー^*)_セーフ!。
エントリーが遅くなりました(10月31日撮影)

テイショウソウやキッコハグマ、コウヤボウキなどと花そのものはそっくり♪
クルンクルン風車のようなかわいい花・・お気に入りの方も多いはず。
野山の花調べをして”野草にもこんなによく出来た花があるんだ・”と感激したのがモミジハグマ属。それ以来この仲間の虜になってしまいました。

テイショソウは山地の林道沿いに生えますが、これは海岸に近いやや薄暗い林の中に。
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大きな樹木に囲まれて わずかに射し込む木漏れ日があれば充分のような・場所。
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蕾です・・
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3×5の法則ですね・・(≧∇≦)b
花ひとつは 長い雌しべと3個の小花で出来ていて そのひとつから5枚の白い花弁が出来て ひとつの花に15枚ずつのカールリボン。
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以前より随分 株が増えていることを確認しながら歩いていたら (ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
座り込んで 1,2,3,4.・・花を数えてみたところJust50~。
ここでは”主”かもしれない(笑)茎が1m。
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やはり なんでも程々・・がいいですね♪
このぐらいが一番可愛い。
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(黄緑色の葉)
テイショウソウの葉は独特の模様がありますが、こちらは黄色っぽいグリーン。
花時期になると、綺麗な葉にはあまり出会えません。
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       ■ヒロハテイショウソウ■ キク科 モミジハグマ属

          テイショウソウの変種
       海岸に近い照葉樹林に生える多年草
         草丈 30~60cm
         花期 11~12月
 分布  伊豆半島・東海地方、紀伊半島・四国の太平洋岸

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2015-11-13 (Fri)
塩湿地に生える”ウラギク”
すでにエントリー済みだと思っていましたが まだでした。

"ウラギク”は→”浦 菊”と書いて 海岸部に咲くことで名前がついたようです。
引き潮の時間帯をねらって訪れた 海に近い川の河口付近。

ここに沢山だったのに・・(゜○゜)!これだけ?!
紀伊半島大水害(2011年)の影響を受けたようです。。。あれから4年
ウラギクはまだ復活できてないみたい・・
知らない間に多くの大切な植物が水害によって減少したことを 行く先々で痛感させられます。
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対岸です。。。向こう岸にも一面のウラギクが咲いていたんですよ ・・・・
今 見えているのは黄色のツワブキ、そしてハマサジの紅葉。
ウラギクの姿はありません。
根こそぎ海に流されてしまったのでしょう。
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お気に入りのシオン属。 もう少し早く来ればヨカッタ・・・・・・
少し前にこの方面までは来たけど、海水が満ちていたのでスルーしてしまった(苦笑)
潮が満ちている時は 丈の半分までは海水に浸かる・・そんな環境のもとで 綺麗な花を咲かせることがとても不思議。
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ほとんど綺麗な時期は終わって・・
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とりあえず パチ /■\_・) 一株綺麗だったので。
頭花は 散房状。約2cmほど。
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長い冠毛。
花の頃は5mmほどですが・・だんだんと発達していくと14~16mmと長くなるようです。
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葉は互生し、細長く無柄。基部は少し茎を抱いて 無毛。
やや光沢もあってツルツルしています。
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           ■ウラギク■ キク科 シオン属(別名 ハマシオン)

              海岸の湿地に生える越年草
                 草丈 25~55cm 
                 花期  8~11月
          分布  本州(関東地方以西の太平洋岸)~九州

                 和歌山県  絶滅危惧2類
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