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2016-01-15 (Fri)
里山を歩くと どこからともく綿毛が舞い降りてきたり、落下しているのをよく見かけるこの頃。
ふと見上げると テイカカズラにイヌビワ?と思えるような丸い果実がぶらんこしています。
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もう少し接近して見ると・・・こんな感じ。
色が色だけに テイカカズラだと知らなければ、なんだろう・・この実は?と悩んでしまう方もいるかもしれません。
このコブが”テイカカズラミサキフクレフシ”と呼ぶのだそうです。
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ちゃんと結実して細長いサヤから 綿毛になったのもあるけれど、今年はやたら虫の侵入にあったものが目立ちます。
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通常ならサヤは逆さV字形になるはずですが・・
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一体 内部はどうなっているのだろうとドキドキしながら2分割。
こんな時いつも どう切れば中を傷つけないように切れるのか ・・とためらってしまう・・
けっこう固くてリンゴを切る固さ。
(「・・)ン?なにもないじゃない・・とじっと見ると、左下のところに黄緑色した丸いものがひとつ。
黒く点在しているのは 幼虫部屋だとか・・
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さらに4分割・・・......え~~\( ><)~~。
さっき見えた黄緑色が もぞもぞ動きながら 伸び始めます・・(汗・・・)
ちょっと可愛そうなことしてしまったかな・・
これが テイカカズラミタマバエという幼虫なんだそうです。
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2015-12-22 (Tue)
画像は11月末・・・農家のサツマイモ畑。
数年前は 結構 ここにラセンソウがあったのですが、今は あまり見かけない。。
やっと1本 花が終わったあとの種だけになったものを見つけました。
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ラセンソウは いつからかシナノキ科からアオイ科になっているようです。
花は 小さいのに・・ラセンソウ花→こちら 。
このトゲといったら 半端じゃなく 先端のほうでひどく曲がっています。
このためスズメガの仲間が 着地したまま身動きとれず止まった姿のまま死んでいるところをよく見ます。
衣服に先がちょっとくっついただけでも 絶対離れないぐらい強力で、撮影中 髪の毛にからまって難儀しました。
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(^・ω・^).....ン???このひと塊が種??ではなかったのね・・
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割れた部分に 小さな種子 発見。
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螺旋草・・・
名の由来は、毛が多い蒴果がラセン(羅氈)の手触りに似ている事からだそうです。
羅氈という織物は こんなにまでチクチクするのかしら(笑)
”釣り針草”がぴったりだと思うのですが。
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数えませんでしたが ひとつの果実に かなり沢山種子がはいっていました。
それにしても あまり群落を見かけないのが不思議。
葉は パイナップルのような甘い香りがすると思うのですが・・私だけかしら。。。
ネット上には 見つかりません(苦笑)
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■ラセンソウ(羅氈草)■アオイ科(旧シナノキ科) ラセンソウ属

路傍や畑周辺に生える暖地性植物
草丈 1m前後
花期  8~10月
分布 関東地方以西~四国、九州

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2015-12-20 (Sun)
11月初旬のアマチャヅルは まだ葉が青々・・
生葉を口にすると甘いことから”アマチャヅル”の名前があります。
子どものころ噛んだチガヤのあの甘さ♪
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果実も まだ緑色。
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今はすっかり葉を落とし 黒緑色の果実だけがよく目立つ。
この場所でこんなに果実がなることを知らず、あちこち雌花を探していたなんて(苦笑)
花はとても小さいけれど星型の花は私のお気に入り。
過去の”雄花”記事は→こちら
来年はここで雌花ゲットができる!!!!(忘れなければ・・・ですが・・)
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黒緑色の果実にリングマーク入り。
萼や花冠の跡なんだそうです。
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見た目 固いのかな・・という感じですが、潰してみると ブシュ!! 果汁がはじけ飛びます。
今まで花と果実を撮影したらおしまいで 中がどうなっているかなど考えたこともありませんでしたが、時にはこんなふうな所まで見ると外見ではわからない部分が知れて面白いものですね。
1個の果実に 黒っぽい2個のしっかりした種子がはいっていました。
意外にゴツゴツした種子。
私の母は アマチャヅル茶がブームだった頃、葉を陰干ししたり この種を採取してきては、畑やプランターに撒いていましたがどんな効果を求めていたんだろう???
薬本には 高麗人参を超える薬効成分が含まれていると書いています・・
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■アマチャヅル■ウリ科 アマチャヅル属

林縁などの日陰に生える蔓性多年草
花期 8~9月
分布  日本全土

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2015-12-08 (Tue)
  ハマナタマメの花は→こちら

以前は 砂浜海岸の波打ち際から少し上がったような砂利浜に蔓を広げているのを見かけましたが、あの水害があってからなのか海岸よりの陸地に見かけます。
海岸にあったとしても ゴミや流木が集まるような海岸の縁の草地といえばいいのかな。
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押し寄せられたままの位置で 育っているのかもしれません。
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ミツバアケビやクズの葉と若干似ていますが、海岸植物なので 葉も厚く、テカリが違います。
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3出複葉の葉。
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初めて見た時は花から想像もつかない大きなサヤに驚きましたが、今見ても他のマメ科野草に比べれば一番大きいかも。
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約10cm前後の豆果。
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焚き火で サツマイモを焼くように ”ナタマメ焼き”かと思うほど真っ黒コゲコゲ。
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この状態になると 指で簡単にサヤがつぶれて立派な種子ができている。
ソラマメに似ていますね。(笑)
発芽するまで時間がかかりそうな?とても固い種子です。
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 ■ハマナタマメ■(マメ科・ナタマメ属)
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2015-11-30 (Mon)
風も冷たくなり 季節は一気に冬へと・・
見かける花もすっかりなくなりました。

通りかかった湿地で、ふと見るとかわいいスズメウリの果実がブランコしています。
花の時は目にしてもらえませんが、”ここに居たのよ・・”と言わんばかり。
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真っ白ではない 少しトーンを下げたこの乳白色が好き・・
”スズメウリ”の名は、果実がカラスウリより小さいことや、果実をスズメの卵に見立てたこととか。
スズメの卵は見たことはありませんが似ているのかしら・・
直径1,5cmぐらい。
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別の場所でも 果実です。
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枯れた葉のくしゃくしゃっとなった中に偶然見つけました(⌒~⌒)
(「・・)ン?なんだろ???
まるで バナナチップスに似てませんか???
薄いものが こうして綺麗に積み重なっています。
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失敬して ひとつこわしてみれば。。小さいながらもまさに ウリの種。
9枚ほどの種子かと思ったら 一枚と思えたのがさらに薄いペラペラの種子で折り重なっていました。
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2015-11-28 (Sat)
ここ数日 正真正銘の ヌマダイコンを探し回っていました┐(´∇`)┌。
ヌマダイコンは いつからか オカダイコン・ヌマダイコンに分類されているようです。

今まで私が過去に見てきてヌマダイコンだと思っていたものは、ほとんど”オカダイコン”だったのです。
過去エントリーの”ヌマダイコン(種)”のところは訂正させて頂きました。

2種の違いは種子で=オカダイコンは平滑・ヌマダイコンは凹凸突起
この時期 花は見かけませんが、一番の区別になる種ができているので今しかない!の勢いであちこち見て回りました。

オカと名がつくのだから。。。と道ばた(渓谷沿い)のものをルーペで見てみましたら種子がツルツル。
これは丘にあってしかり”オカダイコン”。
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それでは・・と低山地の谷沿い、すぐそばに水が流れているようなすこし暗い所。
今度こそは ”ヌマダイコン?”期待したのですが。。
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はずれ(┐( ̄ヘ ̄)┌ これもオカダイコンでした。
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次は薄暗い竹林。 種子というより 外見が(「・・)ン?と思ったので(苦笑)。
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が・・しかし これもこの通り・・突起はありません。
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”ヌマダイコン”はやはり 。。。そーです・・田んぼならあるはずと古くから田んぼへ。
一心不乱で探していると近くで農作業されていたおばちゃんが、”何探してるの?”と聞かれまして(苦笑)
”ヌマダイコンを・・”と言うと、”どんなダイコンができるの?!”('-'*)フフ・・
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(;´ρ`)ちがう~~・・・ここもオカダイコンでした。
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そして・・やっとヌマダイコンに会えたのは、古くからあるという沼地。
ここは 底なし沼と呼ばれ昔は 田舟でウナギを獲ったりしていたそうな・・
マムシも沢山出たそうであまり人が入らなくなっていますが 沢山の植物をみかけました。
何ヶ所もオカダイコンばかり見てきたせいでしょうか、=( ・_・;)⇒ これだ!種を見なくても雰囲気で違うなと思いました。

泥土の中から直立し、茎の下部分からも枝が分枝ししているので見た目よく茂って見えます。
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オカダイコンは 下部分から あまり茎は分岐しませんが ヌマダコンは1株から多く分岐するようです。
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葉は対生。葉柄は1~2cmほどで短いか、ぜんぜんないものもありました。
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鋸歯が粗く、鋸歯数もオカダイコンより少ない。
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(ガク)
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粘液がとれて 完全な種子の様子。
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手の甲に乗せてみました。まだ粘液が残っているので・・凹凸のある種子は肉眼でも確認できるほどでした。
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●ヌマダイコンとオカダイコンの種子の比較●
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さらに顕微鏡で拡大。
(ヌマダイコン)
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(オカダイコン)
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♪ヌマダイコンとオカダイコンの区別にあちこち走り回りましたが、沢山見ることによって種子まで確認しなくても環境やおおよその雰囲気でなんとなく特徴がインプットできたように思います。
撮影に一生懸命になっているうちに足首まで沼に沈んでいるではありませんか(・ω・´;ノ)ノlili
ヌマダイコンは そんな所に見つかるのでしょうね。
一心不乱にヌマダイコンを求めて見つけた時、花が終わっていたなんて・・(x_x;)
2種に花の違いもあるのかな・・来年は花を観察しみようと思います。

         ■ヌマダイコン■キク科  ヌマダイコン属

      沼地、 湿地、湿った休耕田 などに生える多年草
         草丈  30~100cm
          花期  9~11月
      分布  関東地方以西、四国、九州、沖縄
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2015-11-17 (Tue)
あのイガホオズキは 今どうなってるのだろう?と思いその場所を訪れました。
大小あわせて5~6株・・そして小さな苗もあったはず・・
まだ葉が残っててもいいはずなんですが・・
ところが たったこれだけ?!
しかも 果実がポロリ・・・と転がっています。
切られた茎を見れば 明らかにシカの食べたあとのようです。
葉や茎は食べるけど 果実は好まないのでしょうか・・
誰かが持ちかえるならば腹も立つけど(苦笑)
動物だって食べることに命がけ・・それも解る・・・でも 楽しみに訪れるこちらはがっかり┐(´∀`)┌。
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イガホオズキ”花”9月26日は →こちら

イガホオズキは 青いまま 落ちるのでしょうか・・
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ひとつだけ 果実の中を見たくて 潰してみました。
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乳白色のゼリー状のものに混じって赤っぽい小さな種が沢山。
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お友達にお願いして 顕微鏡(×40) を送っていただきました。
見た目と違うものですね。。
igahouzuki15
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