2008-10-31 (Fri)
ようやく涼しさを感じるようになった和歌山県南部。
青空に 浮かぶ白い雲。”秋”ですね。
5月から暑かったので今年の半分は”夏だった”といっても可笑しくないほど、なが~い夏がやっと終わりました(笑)
本当は 空を写そうとしていたんだよねーーーーー!!!
その高い所にまで はびこっていた”イシミカワ”。
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遠くから見たらママコノシリヌグイにも見えるので気がつかなかったのかも。
近づいてみると”イシミカワ”でした。
初めて出会ったのは、山地の林縁だったので(苦笑)
まさか。こんな身近にあるとは・・ね。
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畑と畑を仕切るように ”イシミカワの垣根”
撮影していると、近くで畑仕事をしていた方が、
”アケビや葛のツルなら 鎌でも刈れるが、コイツは針があってどうしようもない。
昔 知らずにわし掴みにして引っ張ろうとしてとげが刺さって往生したよ・・”と熱く語る(・m・* )
いつまでも傷が治らなかったそうだ。
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葉は3~5cmの三角形。
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茎にも、葉柄にも、逆向きの鋭いトゲがあります。
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種子の出来はじめは淡い黄緑色
小さなまるい形の包葉がお皿みたい。
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沢山の種子ができていたので、いろんな色の変化が見れました・・
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だんだんと深い藍色が増してくると、本当に綺麗です。
最終的には 真っ黒になるのかな???
来年は 花も見なくては・・
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■イシミカワ■タデ科タデ属

分布 日本全土
川岸や畑、田んぼの草地に生えるつる性1年草
花期 7~10月
| つる性 | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-29 (Wed)
花散策に 出かけると、時々おもしろいものに出会うことはよくある話ですが、、、
山地の薄暗い林道を歩いていて、少し切り開かれた場所に生えていた1cmボール状のもの。
最初は なんだろうと思い帰ってきて調べて『クチベニタケ』だとわかりました。
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一箇所を見つけると、その周囲3~4m付近にたくさんあるんですね(笑)
何者かわからないから、いろいろ思います(苦笑)
このあとどうなるのか・・<(|||。。)>
キノコ?腐生植物?何かの卵?ヘ(__ヘ)☆ヾ(^--^=)~おいおい
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ボールの中に胞子が沢山あるんですって。
まん中の赤い点模様が かわいい。
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ホコリタケやノウタケと同じ 腹菌類(熟成するとホコリのようなものを噴出する)
これはもう噴火したのかな(・・?
叩いて見れば良かった(((´・ω・`)カックン…
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周囲から掘りあげてみたら・・
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ボール上の下にある長い柄?の部分が ベタベタゼリー状・・
ひらひらと いくつものひだがありました。
特に匂いはしません。。
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このキノコ。
海外になく 日本固有種だそうです。
でも誰が名付けたか?♪クチベニタケ。
見た目そのままの チャーミングネームですV^^

■クチベニタケ■ クチベニタケ科

分布 日本全土
山地広葉樹林などの切通しで明るく開けた場所などに散生
発生時期 夏~秋
| きのこ | COM(4) | | TB(0) | |
2008-10-27 (Mon)
普通 ”ハマアザミ”と言えば、ピンク色。

昨日お友達が 投稿BBSに”シロバナハマアザミ”を発見~との情報に、スタタタタタッ(((((((((((_´Д`)私悔しくて(^w^)
大至急探しに出かけてきました\(^o^)/

えっ!あれが???
こんなところに?と思うような道端。
わりと通る道なのに(苦笑)

ハマアザミは海岸に近い道端や、浜辺にも多くある事や、近づけないほどの棘があるので・・
ホントうっかりでした。
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回りをみわたして見ても、2~3株。
もしかしてピンクが 色褪せた可能性もあるかもしれないと、よくよく見てみましたが・・
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両方見比べてみても、やはり”白”!まぎれもない白花です。
白花があるとも知らなかったので驚きました。
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根元をたどっても 全く別株。
おそらく割合からして 白花種はごくごくわずかだろうと思います。
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これは まだ咲き始め。
アップにすると どういう訳か薄いピンクに見えるけど、実際は”白”
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一般に見られる”ハマアザミ”のピンク。
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ピンクの花の終わり・・
花弁は白く変化するでもなく そのままの色で やがて↑の画像右上のように黒く変化していきます。
hamaazami

シロバナハマアザミも びっくりですが、今年は 白花種に出会うことが多い・・
ツルリンドウ、ヤブマメ、・・
よく見るキツネノマゴも、去年までは 探したほどのなのに・・今年はなぜか白花ばかり出会います。

■ハマアザミ■キク科アザミ属

分布 本州(伊豆半島以西)、四国、九州
海岸に見られる多年草
花期 6・7~12月
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2008-10-24 (Fri)
以前、アマチャヅルに葉が似ているので、間違えそうになった『カナムグラ』
道端、荒れ地、野原・・河原から海辺まで、生える場所を選ばずどこにでも見られるつる性野草。
そばに 昇るものさえあれば 上へ上へと・・這い上がる。
kanamugura1

そうじゃなければ・・地面を這って広がり、たちまち大群落になる厄介モノ。
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ひとつの節目から 多くの蔓が出る・・
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つるや葉柄に 下向きの棘がるので、近寄ると、服にひかかって大往生|ロ≦)〃
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雌雄異株。

(雄株)雄花
開花すると、花粉が 埃のごとく舞い落ちる・・
そうとは知らず、蔓を引き寄せたら ぼわ~--っと白い粉が飛びちって、怖かった・・^^;・・
この花粉 大丈夫~?!
花粉症の頻度はスギ・ヒノキに比べると高くないようですε-(´▽`) ホッ
でも、花粉症の方は近づかないほうがいいですね。
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果実?(゚△゚;)え~
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小さなクリーム色のバナナのようです・・・
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(雌株)雌花
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■カナムグラ(鉄葎)■クワ科カラハナソウ属

分布 日本全土
山地や人里近くで普通に見られるつる性多年草
花期 7~10月
| つる性 | COM(6) | | TB(0) | |
2008-10-22 (Wed)
アシタバ。
海岸や海岸に近い所で ハマウドと同じように生えているので、うっかりすると見間違える人も多いかも(苦笑)私もその一人~(=ρェ;)
大きいもので3mほどあります。
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特に上部に袋のようなサヤが沢山。
ひらくと・・
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枝先に大きな複散形花序を出し、淡黄緑色の小花を多数つけます。
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白い小花は5mmぐらい。
少し湾曲した5枚の花弁。
5本のオシベが長く突き出ています。
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花の終わり・・
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種・・
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葉は 2回3出複葉
縁は粗いギザギザがあり、先が尖っています。
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見た目は 厚そうな葉ですが、ハマウドとは違いやわらか。
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一番のポイントは やはりこれですね。
茎を切ると 黄色の汁が出ます。
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■アシタバ■セリ科シシウド属
別名 ハチジョウソウ
(和歌山県準絶滅危惧)

分布 関東地方南部、伊豆諸島、東海地方、紀伊半島、小笠原諸島
海岸に近い所に生える多年草。
草丈 50~2m
花期 7~12月

名前の由来・・・今日、葉を取っても、明日には新しい若葉が出てくることから。
別名ハチジョウソウは 八丈島に多く生えていることから。
若い葉は おひたしや天ぷらなど・・独特の香りがあって美味しいです。
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2008-10-21 (Tue)
山歩きの途中。
太い大きな老木の幹の根元に、バサバサしたスギナのようなものが生えていました。
あまり ぱっとしないし、どうせ撮影してもピントなんか あいっこないし、パスしようと思ったけど(苦笑)一応パチリ★
あとで確認して びっくり♪『マツバラン』でした~。
matsubaran1

それと 解かっていればもっと気合い入れて撮影したのに・・
ろくな画像になりません(^w^)
マツバランって こんな所に着生するんですね。
ホウキ状に葉が広がることから ホウキランとも呼ばれているようです。
又 根も葉も持たない、もっとも原始的な植物だそうです。
とっても不思議・・
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どこから写してもイマイチ(汗・・)
(-_-;ウーン・・
ぽつぽつと丸いものが・・ついてるぐらいで どこにピント合わせていいのやら・・
太さも大きさもまるで スギナ。
茎の太さは1mmほど・・(汗・・)
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三角柱のような茎は無毛で緑色。
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部分的に こんな緑色っぽいところもありました。
これから黄色に変化していくのかな~?
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マツバランはシダ類ですから・・
花の蕾?種子?と思った部分は 胞子嚢だったのでした~(=ノノ)
球形で3つ分かれ、この中に胞子が入ってるんですね。
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■マツバラン(松葉蘭)■マツバラン科マツバラン属

別名 ホウキラン
(和歌山県絶滅危惧1B類)

分布  宮城県以西~四国、九州
樹木や岸壁、地面などに着生する常緑性シダ・多年草
草丈 10~30cm
名の由来 茎が線形でマツバに似ていて、年中緑であることから

| シダ類 | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-20 (Mon)
アメリカセンダングサに続いて、『タウコギ』
私が 目にするタウコギは 刈り取り後の田んぼのためか、40~60cmの草丈が多いです。
昔は どの田んぼでも見かけられる水田雑草だったようですが、農薬の関係で少なくなっているようです。
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時々、あぜ道にも生えていますが アメリカセンダングサと見間違えるほど大きなものはありません。
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黄色の筒状花。
アメリカセンダングサで説明した花のうしろにある”ひらひら”(笑)
ちょっと感じが違いますね。
総苞片は5~10枚。
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茎が丸っぽい。
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種子(タウコギ)
トゲが ほぼまっすぐなので、全体の感じとして、こじんまりまとまっているように思いました。
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(タウコギ)
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(比較)
別撮影にすると 撮影距離が曖昧になるかもしれないので、1枚の紙の上に2つの種子を置き撮影。
種子の大きさは場所や個体によりけりかな?

私が感じた大きな違いは 2本のトゲの反り返りのカーブが アメリカセンダングサの場合、うんと外広がりにカーブ・・このために種子の数も沢山に見えるのかも。
その点、タウコギは まっすぐに近いトゲで、少なく見える。。。
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ただ、これ等はどちらも同時に採取できれば違いもわかるのですが・・(苦笑)
どちらかしかなければ、(-_-;ウーン唸るかも^^;・・
でも、ここまでしなくても 慣れれば全草の第一印象でわかる範囲だと思います ̄∀ ̄*

■タウコギ(田五加木)■キク科センダングサ属

分布 日本全土
田や畦などに生える1年草
草丈 30cm~1m
花期 8~10月

名の由来・・
葉が樹木のウコギに似ていて田んぼに生えることから『タウコギ』

| flower | COM(6) | | TB(0) | |
2008-10-18 (Sat)
タウコギと間違えやすい”アメリカセンダングサ”
用水路や湿った所で よく見かけます。
草丈1m。
別名セイタカタウコギと言われるはず((笑))
国産のずんぐりタウコギに比べると スラリ・・
amerikasendangusa1

それでも田んぼの周辺にあると、タウコギ?アメリカ?( ○ ´ ー ` ● )どっち?と迷うようなものに出会うこともしばしば(^^;
amerikasendangusa2

でも、アメリカセンダングサは茎が濃い紫色。
amerikasendangusa5

葉は対生し、柄があり、1~2回3出複葉。
先が尖っていて ギザギザ。
amerikasendangusa6

枝の先に黄色の花が咲きます。
花だけ見たら、今度はコセンダン?!(^w^) なんて間違えそう。
時々 舌状花のあるものもありますが、ほとんど目立たない。
amerikasendangusa3

花の回りに総苞片が6~12個あって ひらひらしているので葉のように見える。
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センダングサの仲間。
今年もそろそろ種子散布の準備しつつ 歩く私達を待ち構えています(苦)
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そう果は扁平で1cmほど。
先端に棘が2本。
さらにそれらに下向きのトゲがついています。
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■アメリカセンダングサ■キク科センダングサ属
別名 セイタカタウコギ

北アメリカ原産帰化植物
少し湿り気のある道端、野原、水田のそば等に生える1年草
草丈 1~1,5m
花期 9~10月

| flower | COM(5) | | TB(0) | |
2008-10-16 (Thu)
河口にある塩湿地。
この時は まさか 『フクド』とは思わず、撮影。
マツナのように線形の葉。
草丈も 30~40cmぐらいでした。
(8月末撮影)
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ずーっとマツナのつもりでいて((笑))再び訪れたら・・
・・ありゃ~…σ( ̄∇ ̄;)・・フクドだった~~~
丈も60~70cmと伸びて 茎も木質化。
最初の葉とは違って 手のひら状に裂けてくるようです。
この姿になれば 解かるのにね~・(苦笑)まだまだ修行が足りません^^;・・
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ここは フクドの群落。
ハマサジと一緒に沢山生えています。
満潮になればフクドはどっぷり海水に浸かってしまう場所。
希少ではあるけれど、特別保護されている訳でもなく・・(って言うか見た目ヨモギなのでこれだけあっても人の目に止らないんだと思う・・(笑))
fukudo7

最初見た時から、40日後・・
数えきれない数のフクドに蕾がいっぱい。
去年は花を見てなかったので、今年こそ・・と探して見ましたら・・
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あった!!!ちらほら・・花です。
潮が満ちていたので、撮影がうまくいきません・・
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5mmほどの黄色い花・・
葉は 触れただけでも、メロン+パイナップルの甘い香りがします。
fukudo6

■フクド■キク科ヨモギ属
別名ハマヨモギ
(和歌山県 絶滅危惧2類)

分布 愛知県以西、四国、九州
河口の塩湿地に生える2年草
花期 9~11月
草丈 30~90㎝

| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-15 (Wed)
少し暗い 陽のささない林道。
ひらひら・・・逃げようともせず、歩いて進む私の前を つかず離れず・・

私は子供の時から 蝶が大の苦手。
ところが この夏から ちょっと気持ちに変化が・・

そう・・初めて蜂に刺されて以来・・苦笑
蜂は刺すけれど、蝶は こわくないんだ・・って思ったのです(なんじゃらホイ)

もちろん、あまり近づかれたり 触ったりは とても無理ですが・・
カメラ撮影ぐらいはできるようになりました・・(^w^)
ちょっと進歩かなー^^;

それでも、撮影画像をパソコンで覗く時は 背筋がゾクゾク・・
名前調べも、絵合わせ程度で、深く調べるのは苦手(/ω\)

こんな私を 道案内するように ひらひら飛ぶ『アサギマダラ』
綺麗な模様なので、誘われるがまま あとをついていきました。
asagimadara3

林道の曲がりくねった道を出ると・・
顔を隠して 仲間がいます・・(笑)
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あっちの蜜がなくなったのでしょう・・
今度はこちらへと・・よほど この花が好物?。
アサギマダラは 私と同じで、ガガイモ科が好物ではなかった?(笑)
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”おっ ミカエリソウ・・・”(゚ρ゚)
しばらく蝶にはまってしまってミカエリソウはあとから気がつきました(苦笑)
もう一度振り返って見るほど綺麗?が名前の由来ですが・・
('~';) うーん・・・・。私は 蝶に1票~♪

今年も沢山咲いています・・
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右も左も ミカエリソウの群落
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もしかして いつ見ても綺麗な葉がないのは、アサギマダラが汁を吸うため?
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花は、下から咲き始めて、上が咲くころには下が終わってしまうから沢山咲いているのに、痛まない花を探すのは大変・・(´-ω-`)
これは まだ咲き始め。
相変わらず、コップ洗いブラシ状です。
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■ミカエリソウ■シソ科 テンニンソウ属
別名 イトカケソウ(糸掛け草)

落葉小低木
分布 本州(福井県以西)四国、九州
花期 山地の林の下や沢沿い。
花期 9~10月
樹丈 50~1m

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2008-10-14 (Tue)
今年も キイジョウロウホトトギスが咲く季節になりました。
去年は足場が悪く 接写できなかったので、今年は別の場所からv^^

キイジョウロウホトトギスが咲き始めると、秋の行楽シーズン。
連休とあって渓流沿いは観光客で賑わいを見せていました。
カメラを向けていると、 次々車が停まる・・・
 
何かあるんですか???と降りてくる人(笑)

((*>ω<)キャー!! キイジョウロウだ!!!と拍手する人((笑))

振り返ると、何台もの車、人・人・人・・です。

道路沿いに面した崖斜面。

土砂崩れのために崖は保護されてネットが高く張られてあります。

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岸壁もさながら 盗掘の保護にもなっていいかも^^;・・
普通のホトトギスと違い下に垂れ下がるように伸びて花を咲かせます。

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メインから少し離れて低い所で。
この姿が自然っぽくて好きです。
時々 庭先で鉢植えされているのを見かけますが・・(苦・・)
山間の岸壁、夏は朝霧が立つほどひんやりと涼しく、高湿度が保たれる場所でなければ・・かわいそう・・
販売もされているようですが私個人としては そんなことはして欲しくない・・と見るたび心が痛むのです。
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花弁の内側は しっかりとホトトギス特有の斑点。
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花の色が あまりにもよく目立つので 皆さん葉に注目しそびれるみたい♪
私は このツヤツヤした縦脈がくっきり入る葉が 花より好きだな~(v^ー^v)
葉が茎を抱いているのも特徴です。
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■キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)■
ユリ科ホトトギス属

(和歌山県絶滅危惧2類)

分布 紀伊半島
渓流沿いの湿った崖地に生える多年草
草丈 40~90cm
花期 9~10月

名前の由来
上臈(ジョウロウウ)は、宮中に仕える位の高い女官に例えた言葉で、黄色の花が高貴な貴婦人のように見える事から、「山里の貴婦人」。
そして最初 和歌山県那智山中で発見されたことから『紀伊』で『キイジョウロウホトトギス』と名前がつけられました。

| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-13 (Mon)
なぁんで、こんなところにーーー┐(´∀`)┌
少し前 つる性大好きな私にお友達が”ガガイモの花写真”を送ってくれたこともあって見たくて見たくてたまらなかったのです~
生える環境にあるのに、見つからない・・
本家本元『ガガイモ』さん♪
今年も無理・・又来年があるさ・・とプッツン。。。(* _ _)oしていた矢先。

何気に降り立った海岸に面した道路沿い。
(*゚◇゚)ギョッ!! 2mほどの笹にからまっている蔓・・なんだろう???
見覚えの無い葉に 近づいてみました。
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そして、足もと見ると・・若い苗が出始めています・・
もしや これが ガガイモ?!と直感(^^)v
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一番上の画像とはちがって 若い苗は なおさら光沢があるんですね。
肉厚の葉は対生し、葉の両面は無毛。
gagaimo2

葉や茎からは 白い汁が出ます。
この汁はイボや虫刺されに塗布するといいそうです。
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きっと花は古い蔓にあるはず・・
バサバサ・・たぐり寄せて 花を探していると・・*゚ρ゚)ノ~*.あったーーー!
そして 叫ぶーー!『ボア エスキモー!!!』
でも感じたまま・・・・(-ω-;) ・イ・ミ・フ・メ・イ・・(苦笑)
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萼は5深裂。
花は葉のつけ根に直径約1㎝の淡紫とも淡いピンクともいえる色で反り返って咲いています。。
内側・・凄いですね~
ボアボア・・長い白毛が密生
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花の内部がどうなっているのかとても興味がありますが、そこまでの画像は又来年トライしようとおもいます。
まさか花期を過ぎた花が 10月半ばに出会えるとは思ってもいなかっただけに嬉しかった\(^o^)/
やはり、こちらまだ暑い所為かもしれませんね。
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そして今度はイボイボ果実をゲットしなきゃ♪
ひとつハードル超えると、またひとつ・・・
植物から頂くこの限りない楽しみ やめられません。

■ガガイモ■ガガイモ科ガガイモ属
別名 ゴガミ、ラマ

分布  日本全土
日当たりの良い野山の縁や空き地、道端に生えるつる性多年草
花期 8~9月
果期  11~12月

薬効
生の茎葉は→解毒、腫れ物に。
茎葉の白い汁→イボや虫刺されに塗布。
種子(白毛)→切り傷の血止めに。

食用に・・
若芽→熱湯でゆで 油いため、煮物、混ぜご飯

名前の由来
▲カガミ(かがむ)という動作を意味していて、かがむような低い場所に太い茎があるということから名がついた説

▲亀甲のような形の葉であることから、栃木の放言で亀のことを、ガガと言い 果実が熟すと、イモのような色と形をしていることから説。

| つる性 | COM(6) | | TB(0) | |
2008-10-12 (Sun)
道路沿いの草むらに発見♪”アキカラマツ”
去年見たのは谷間の日陰・・花の終わり。

ぜんぜん環境が違ったので 意外でした。
もしかして場所を問わない花なのかなσ(゚、゚)?ナゾ~
ツユクサや枯れ草に交じっていると、膝丈ほどのクリーム色の花はちょっとわかりにくい。
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花弁のように見えているのは『ガク』。
やっと咲き始めたばかりのようです。
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オシベ作りの花なんですねヾ(@▼ω▼@)
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3出複葉の葉です。
(今年の葉)・・1日じゅう、日あたりの良い国道沿い。
しかも海岸に面した場所だったからゴツゴツした葉なのかなあ???
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(去年の葉)・・・谷間の日陰で・・風に葉擦れの音。
しなしなすべすべ。
柔らかくてサラサラ・・赤ちゃんの手みたいに優しい手触り。
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■アキカラマツ(秋唐松)■キンポウゲ科カラマツソウ属
別名 タカトウグサ(高遠草)

分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
草原や路傍に生育する多年草
草丈 40cm~1.5m
花期 7~9月
アルカロイドを含むので毒草ではあるけれど使い方で健胃薬になる。

名の由来
花の形を唐松の葉に見立てた唐松草に似ていて 初秋頃から咲くことから。
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2008-10-11 (Sat)
ちょっと ぶらり・・

本州 最南端 和歌山県串本町
1,8km沖に浮かぶ島・・『紀伊大島』へと出かけてきました。

私が学生の頃は 陸と島を結ぶのは巡航船・・
それがやがてフェリーで行けるようになり・・
平成11年に串本大橋が開通。今では車でひとっとび。随分便利になりました。

島を訪れたのは久しぶり。
断崖絶壁だったこの場所も 立派な柵ができ『朝日夕陽百選』のモニュメントも設置されています。
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島の端っこにある 樫野埼灯台
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灯台の上から見下ろす太平洋~
この海の向こうは どこだろう・・・
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灯台から見た三重県側・・
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そして反対側は四国側かしら(?_?)
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そこで気になった↑の写真の右奥にある あの木なんの木???気になる木~(* ̄0 ̄)θ~♪~
ひろ~い日陰を作ってこーんなにデッカイんです。
これだけ大きいのだから記憶にあるはずですが、さっぱり・・(苦笑)
2~3mmの花を探す私が、この巨木を知らなかった…(/ω/) ))))
どんなに大きくても『見る』気持ちがなければ見えていないものですね。
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葉は互生していて、約10 ~15cm。
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木の下にいたら、ポットン・・ポットン・・果実が落ちてきます(;´∀`)・・・
枝だけでなく茎や幹にまで 虫こぶみたいにくっついているのが不思議。
あまりにも実が多すぎて ちょっとチキン肌になりました・・{{{{(*ω*)}}}} 
akou4

黒く熟したのをひとつ・・(( ̄( ̄一*( ̄一* ̄)一* ̄) ̄)),フフ 
いつもなら 口で確かめるのですが今回は試食しませんでした・・
何故なら1cmぐらいの実を 二つに割ってみたら、イチジクにそっくりだったもん。
・・以前の”イヌビワ”のことがまだ脳裏から離れなくて・・
でも実は 食用になるそうです。 

■アコウ(榕、赤榕、赤秀、雀榕)■クワ科イチジク属
和歌山県 準絶滅危惧

分布 本州の紀伊半島・山口県・四国南部・九州
温暖な地方に自生する半常緑性高木
樹高 10 -~20m
花期 5月
果期 8月末~
種子は鳥類によって散布され他の樹木の上で発芽して着生。
根をおろし木を枯らしてしまうこともあるそうです。
そこから『絞め殺しの木』とも呼ばれています。。

■おまけ■もうひとつ BIG なものを見てきました。

一般に道端で見る『ヘクソカズラ』の海岸型 ハマサオトメカズラ。
葉の艶 すごいです~
遠めに見ても 光沢があるので 豪華に見えます。
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大きさは 葛の葉と比べてみるとわかりますが、葛の小葉1枚と同じぐらい♪
ここまで大きいものは初めて見たので(◎皿◎)なんじゃこりゃ!!でした( ・∀・)。
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普通のヘクソカズラの葉
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ヘクソカズラもハマサオトメカズラも、もとは同じもの。
ただ葉が大きくツヤツヤして豪華に見えるので海岸型を”ハマサオトメカズラ”と呼ぶそうですが、それなら 普通にみかけるものも”ハマ”をなくして”サオトメカズラ”と呼んであげたいものです。


| 樹木 | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-10 (Fri)
少し薄暗い杉林を歩いていると、草藪の中から林道にひょろひょろ~っと蔓を出す”ツルリンドウ”
去年は この状態しか見れませんでした。
つる性でも、這い上がらず地面を這うようです。
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とりあえず・・全体の様子だけインプットして・・いつか花を見れるだろう~と・・
その後すっかり忘れていました(苦笑)
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そして、、先日山歩きをしていて 偶然 花を見る事ができましたv^^
葉の裏側は3つの脈。
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純白の白花です。
ツルリンドウって 白花もあるの?
(訂正)ツルリンドウの白花は品種で”シロバナツルリンドウ”と言うそうです。
エントリー名も変更させていただきました^^;。
花の直径 2cm弱ほど・・
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tsururindou6

これは 花弁の縁が少しだけうす紫色がかっています。
2色見れるなんて 去年見れなかっただけに嬉しいものです。
花冠は5裂していて ガク片と副ガク片がある。
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そして 最高の偶然♪ もう一度再会できました~『スズコウジュ』
ツルリンドウにばかり一生懸命で、こんなそばに スズコウジュが咲いてることに気づいたのは、シャッター押したあと・・(f´▽`)
ほんとに嬉しいツーショットです~ヾ(〃^∇^)ノ
欲言えば・・これが シロバナツルリンドウだったらもっと大喜びなんですよね。(笑)
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ツルリンドウの赤い実・・
熟せば 食べられるらしい赤い綺麗な実・・
又いつかどこかで見れるカナ(; ̄ー ̄)...ン?
それだけを見に 傾斜のきつい山を歩かなければいけないってちょっと大変だな・・(苦笑)

自分の感を働かせて 花の頃、果実の頃を訪れるのも楽しみなことだけど、予期せぬところで予期せぬものに出会うことは それ以上の感動を覚えます。

■シロバナツルリンドウ(蔓竜胆)■リンドウ科 ツルリンドウ属

分布 日本全土
林の日陰にひっそり生えるつる性多年草
花期 8~10月
| つる性 | COM(4) | | TB(0) | |
2008-10-09 (Thu)
塩湿地に生える”ホソバハマアカザ”
去年 初めて見た時、スイバ?だと思いました(笑)
20cmほどの高さ。
(9/21日撮影)
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花といっても・・咲いているのかどうなのか・・わからないくらい地味。
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赤い粒々が お団子状。
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そして10日後 花はまだかと気になり再び行ってみました。
10日もたてば、草丈も伸びて全体の様子も少し違って見えます。
さすが海水を浴びて育つだけに 葉も見るからにしょっぱそう~( ̄× ̄)
(9/30日撮影)
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花よりも 線形の細い葉が印象的。
(10/1日撮影)
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(10/7日撮影)
あ~なんて撮影が難しいんでしょ・・苦笑
一眼レフじゃないと、マクロじゃないと、私のカメラでは限界・・ε-(;-ェ-A
1本に雄花も雌花もあるものらしいけど、これではわかりませんね。
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茎に縦縞がはいっているのは どうしてだろ???
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■ホソバハマアカザ(細葉浜藜)■アカザ科

分布 日本全土
海岸の塩湿地や砂地に生える1年草
花期 8~10月
草丈 30~60cm
        
| flower | COM(6) | | TB(0) | |
2008-10-08 (Wed)
道路沿いや林縁、海岸沿い・・陽の良くあたる所で咲いている”ヒヨドリバナ”。
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咲き始めは 秋の陽射しに白さも際立ち 眩しささえ感じられる花ですね・・・
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そろそろ終盤・・・
白かった こよりのような糸は もしゃもしゃ・・
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ヒヨドリバナは 葉が二通り。
この程度の葉だと 普通タイプ『ヒヨドリバナ』
hiyodoribana3

そして『サケバヒヨドリ』
最初であった頃は、名前に到達するまで大変苦労しました(苦笑)
葉が裂けているので 裂け葉ヒヨドリさん。
裂け方も 固体によっていろいろあるのがおもしろい。
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去年のこと。
いつもお世話になっている先生と一緒に植物散策をさせていただいた時の事。

”ヒヨドリバナの標本を採る”と仰ったので、そばで見ていたら・・
『ヒヨドリバナは とてもいい香りがするのを知ってるか?』と聞かれます・・
もちろん私はそんなこと知るはずもありません(笑)
『どんな香り?』と聞くと、
『標本を作るとわかります』のひとこと~(いつも厳しい・・)

私も標本を・・とは思ったけど、折角咲いている花に手をかけることにためらいできなかったのです(苦笑)
でも、内心、そんなことまで知っている先生、さすがだと思いました。

今、花も終盤になって去年のことをふと思い出し、『実践しなきゃ覚えないんだ』と決心・・
ヒヨドリバナに”ご免なさい・・”を言いながら少しだけ試みてみました。
標本と言うより、単なる押し花にしかすぎませんが・・苦笑
小学生の頃以来です~((●´艸`)

(ヒヨドリバナ)・・1週間前に押しました。
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(サケバヒヨドリ)・・1週間前に押しました。
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これはまだ2日ほどしか経っていません。
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どちらのヒヨドリバナも 2日でも、7日でも・・香りは同じ♪・・
その香りとは???いかに???

( ̄ー ̄ふふふ…その答えは・・和菓子『桜餅の香り』(^^)v
何故かとても不思議・・
今では見られなくなったフジバカマは『香草』でいろいろな用途で使われるようですが、ヒヨドリバナだってなかなかのもです。

私はやはり日本人・・・この香りにとても癒されます。
食欲?もそそられます。
皆さんもちょこっとこの香りを試してみてはいかがでしょう?
葉っぱ1枚でも嗅ぐことができます。 
それと押し花をしてみると カメラ撮影では捉えられない植物の全体像や細かな特徴が見えるものですね。
手折ることは、少し心がとがめるけれど、観察範囲内であればたまにはいい事だと思います。
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2008-10-07 (Tue)
山地の半日陰・・少し湿った林道や苔の生えた石の上に、咲いています。
オトギリソウに比べると全体にコンパクトで弱々しい感じ。
サワオトギリと呼んでも間違いではないようですが、ここは太平洋側なので・・
”ナガサキオトギリ”とするのが正しい呼び名のようです。
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日あたりの良い所に咲くオトギリソウは葉が茎を抱いて幅広。
先に向って細くなる形ですが、ナガサキオトギリの葉は丸っぽく楕円形。
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花弁の後ろ側・ガク・葉の縁に黒点がありました。
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葉に白いテンテンは明点
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1cmほどの花・・((/△≡\)ピントがあわなかった・・)苦笑
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■ナガサキオトギリ(長崎弟切) ■オトギリソウ科

分布 伊豆半島以西の太平洋側・四国・九州
サワオトギリの変種
山地の湿った所に生える多年草
草丈 20cm前後
花期 7~9月

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2008-10-06 (Mon)
3月のヤクシマアカシュスランは→こちら

『この夏こそ、花を撮影しなければと・・』心に決めた?3月(苦笑)
画像整理が追いつかなく、アップが遅れてしまいました。

去年 咲いた場所に必ず咲くかといえば、そうでもないようで・・
探すにもひと苦労。
明るい場所にもあれば、暗い場所にもあったり(苦笑)
(9月12日撮影)
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確かに蕾が バカッと開いているにはいるけど・・
これは全開ではなさそう・・
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こちらもまだまだのようです。
(9月13日撮影)
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きっと これが 開花?!
少し赤褐色がかっている部分が鍔片、白色部分が花弁で3~4mm。
今年はこれが精一杯(苦笑)
(9月15日撮影)
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今年も とうとう花が終わってしまいました・・
(9月18日撮影)
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開花して終わるまで、7日~10日ぐらいのようです。
それこそ毎日毎日 蚊に刺されながら通いましたが・・暗いことと、花が小さい事・・
何度トライしても はっきりしない(苦笑)

■ヤクシマアカシュスラン■ラン科シロスジカゲロウラン属
(和歌山県 レッドデータ絶滅危惧1A)

分布 伊豆七島、九州南部、沖縄(+和歌山県)(笑)
林の日陰に生える多年草
草丈10~25㎝
花期 8~10月
名の由来は 屋久島で発見され、赤味を帯びた繻子のようなランであることから。


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2008-10-05 (Sun)
ナツフジの蔓にからまって垂れ下がるアオツヅラフジ。
つる性だと思ったら 樹木の仲間なのだそうです。

おっ。( ̄▽ ̄)花が咲いている・・
植物散策をしていて、『花』から入門と『種子』から入門では答えに辿り着くまでに費やす時間が違うものですが・・(苦笑)
アオツヅラフジは種から入るほうが近道((笑))
(だって・・こんなに花が小さいから・・)┐(´ー`)┌
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去年のカメラでは捕えられなかったので・・
なんとかここまで接写できたけど(苦笑)
雄株かなーー(?_?)
葉の腋に花序を出し、うす黄色で 2mmほどのちっちゃい花です。
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今時期は葉+花+実。3拍子揃っているので有難い★
こちらジューシーさと上品な香りのする『ピオーネ』(((。(工)゜)ドテッ!
私は種なしが好き♡
粉がふいたような所(≧ω≦)大きさは7~8mmほど。
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そして・・酸味より甘みが強い 『マスカット』(^w^)
ドアップ過ぎたら こうなる・・ヾ(*≧▽)ノ彡アハハ!!
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食べられればいいなあー。(実は食べられません)
mix~o(〃^▽^〃)o
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■アオツヅラフジ■ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
別名 カミエビ

分布 日本全土
林縁などに多いつる性落葉木本 
雌雄異株 
花期 7~8月 
果期 10~12月
全草・根は有毒ですが用い方によって根は漢方の木防己(もくぼうい)と言って利尿・鎮痛・解熱などに使用されます。
| 樹木 | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-04 (Sat)
道路沿いの斜面や林縁で結構身近にみかけるオトコエシ(今ならそれとわかるけど・・)^^;
2年前 山歩きの途中、初めて見たこの姿(苦笑)
ドライフラワーにできそう~~~でもなんの花?・・
そして ε=ε=ε=(*゚▽゚)ノ ボタニカルガーデンへ駆け込み~
オトコエシだと教えていただきました(ノ´∀`*)
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そんな私に去年の春 お友達が種を送ってくれたので庭に地植えしてみました。
その秋は発芽したけど花は咲かず・・
ひょっとしたら今年は咲く?と楽しみにしていたら・・
この春から夏にかけて、ぐんぐん伸び初め・・
今では ムクゲを追い抜いてしまいました(*゚。゚)
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庭なのに・・(苦笑)現地っぽい?(;^□^)
ナンバンギセルのために、ススキまで植えてあるので林の縁の雰囲気出てます?((爆))
高価なものや、希少なものはありませんが、道端や野山に咲く花・・それから大好きなつる性植物など・・おかげでこの夏 蚊がブンブン~(笑)
来る人皆さん『草じゃないの?』って言うけれど・・
私はこんな庭が好きなのです(・◎・)ノ
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5mmほどの白い密集花なので・・どう写せばいいかな・・と毎度悩む・・
2年目にしてやっと咲いたのだし、もっと綺麗に撮ってあげたいんだけど(^^;
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咲いてくれてありがとう

咲かせてくれてありがとう

花とわたしが

そっと言葉を交わす声

遠くの あなたに届きましたか

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■オトコエシ■オミナエシ科オミナエシ属

分布 北海道~九州
よく日のあたる山地に生える多年草
草丈 60~100cm
 


庭の片隅にゲンノショウコも咲き始めました。
こちらは白花が主流。
最近 道端の草むらにも沢山みかけるようになりました。
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清楚な花なので、誰からも愛される野花のひとつですね。
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ときどきうすいピンクも咲いています。
1時間離れた場所で ほんの少しだけ赤花が咲くというのに・・不思議ですね・・
これ以上濃い色はみかけません。
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そして赤花。
赤花主流のところのお友達から種をいただき 白花と交配しないよう、離して植えています。
こちらでは 本当に稀にしかお目にかかれないのでとっても新鮮。
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去年に比べて今年は3倍ほど多く咲いてくれています。
雨上がりが一番 元気♪
朝起きて 真っ先 赤花ゾーンへ駆け込みますヾ(〃^∇^)ノ
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花の大きさは 1,5~2cm
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紅、白、淡ピンク・・それぞれいろんな所で自由気ままに色を変えて咲くゲンノショウコ。
幾度と出会っても、毎年カメラを向けずにはいられない花です(笑) 
私の母は 勝手に 下痢止めの花としかいいません(*・ε・*)ムー

■ゲンノショウコ■フウロソウ科フウロソウ属
別名 ミコシグサ(御輿草)

分布 日本全土
日あたりのいい路傍や林縁に生える多年草
草丈 30~50cm

名の由来 この薬効が速やかに”現”われることから『現の証拠』
別名ミコシグサは 種子の弾けた後の果実が神輿に似ていることから。
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2008-10-03 (Fri)
”実りの秋”がやってきました。
それでも まだ日中は秋に入り込めない暑さが少し残っています。

わりと近くにあって鳥のおこぼれを毎年いただけるシマサルナシ(苦笑)
こちら→シマサルナシの実

そして今年は標高400mの林道沿いに発見~v^^v
食べれるものは目の高さにあることが一番ですヾ(@⌒¬⌒@)ノ
シマサルナシだと思ったら・・・サルナシでした。
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一箇所に沢山の実をつけるんですね・・
シマサルナシよりは ひとまわり小さく、表面の皮にテンテン模様がない・・
私が子供の頃 コンコンナシと言ってよく食べたのは シマサルナシではなく、こっちみたい(汗・・)
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雌雄異株または、雌雄混株があるらしいので これはどっちでしょうね?
蔓の下のほうは 10cm太さの古株でした。
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厚くしっかりしていて、縁の鋸歯に突起があるのが特徴 
この画像で確認できるかな?
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茎に縞の模様。
非常に丈夫なので 昔はつり橋の材料に使われたそうです。
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姫リンゴのちっちゃくしたのをご想像ください(o ̄∀ ̄)ノ"
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だいたい2cm前後。
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よく熟していたので最高に美味しくいただきました\(~o~)/
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サルの大好物であることでサルナシと名前がついたそうですが・・
なるほど納得の場面に遭遇~@(o・ェ・)@ノj)))
サルナシを観察していたら背後になんとも言えない視線を感じたので そーっと振り向いたら・・
ヽ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;)ノハッ…
親猿、子猿15匹ほどのお猿さんが道路にお座りしてこちらをじーっと見ていたのです(汗・・)
いかにも”ワタシタチノ、タベモノヲ トラナイデ!”と切実に訴えているようでもありました。
駆け寄ってきそうだったから、カメラを向ける余裕なし(゚・゚;)汗タラリ…・・

■サルナシ(猿梨)■マタタビ科
別名 シラクチカズラ・コクワ

分布 北海道~九州
落葉性つる植物
花期 6~7月
果期 8~9月

| | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-02 (Thu)
ルビーの輝き♡ これは なんの実?((笑))
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  \(~o~)/
初めて出会えた”メジロホオズキ”
場所はと言えば、海が見わたせるような林の縁・・
油断したら藪蚊の餌食になってしまいそうなほど うっとおしい どちらかというと暗い所。

イヌホオズキに良く似た葉が群がっていて、ところどころにポツンポツンと白い花がついていました。
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(゚◇゚)あ…!あのおもしろい形をしたガクは・・まさかメジロさん?((((*´0´*)))ドキドキッ♪
去年からひそかに気になっていたので見つけた時は興奮(;´Д`)ハァハァ・・・
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ナスの花にそっくり(って当たり前)(●´艸`)
2cmぐらいの大きさです。
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メジロホオズキと言えば、やっぱり10個に切れ込むガクが特徴なんですよね。
いろいろ花のガク部分は見てきたけれど、こんなの初めて・・
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葉は 肉眼でみても毛むくじゃら・・
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まだ蕾もありました・・
どこもかも毛深いのがわかります。.:*・゜(n‘┏┓‘)η゚・*:.
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こんな状態もありました。
終わった花の変色したものが 帽子?になって・・その中に チラリと見える緑色が果実のようです。
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で・・根もとや枝の張りかたを見ようと、草分けしていたら!!!!
(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-
ちょっと暗い場所で、この輝きにはおもわずゾクゾクッしましたよ。
真っ赤な果実 発見★。.::。.::・'゚☆。.::・'゚★。.::。.::・'゚
中央の小さな白い点を(ストロボ反射の点は無視してくださいね)メジロの目にたとえて”メジロホウズキ”となったそうです。
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よく熟しているのか、触るとポヨン~ポヨン♪o(^0^o)♪
果径は1,3mmほど。
とーーっても美味しそうなんです(笑)
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ネットで見て想像していたより、大きく感じます。
10個のガク片の上に デーンとすわる 名付けてチャボトマト(*`▽´*)
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花のアップ。
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初めての出会い。メジロホオズキ。
ツボミ→花→花の終わり→緑の果実→そしてシャインング ルビー。
全てをみれたことにただただ感動で胸いっぱいになりました。(j∇j)ウレシナキ♪
分布地が 本州南部だそうなので、紀伊半島南部だけ?・・
そう思うと、愛おしく大切に大切に見守りたい花です。

海眺め
波音枕に 咲いている
私も ずっと眺めていたい
ここだけの この花を・・

by stella

■メジロホオズキ(目白酸漿) ■ナス科ナス属

(和歌山県 絶滅危惧2類)

分布 本州南部~沖縄
海岸に近い日陰の藪や林縁に生える多年草 
花期 6~10月 
草丈 高さ50~90cm
| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2008-10-01 (Wed)
3種のシナノキ科の花です。
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3つとも黄色の花で 大きさも同じぐらい・・
シベが多いところは共通しているようです。
でも種は それぞれ違うのが又おもしろいものです。


”モロヘイヤ”と似ていると思った シナノキ科アオイ科 その2♪

なぜかサツマイモ畑に多く見るラセンソウ・・
去年初めて見た時は 200%お百姓さん泣かせの帰化植物だと思った(^w^)
ところが これが地域によっては希少な植物であることにびっくりしました(苦笑)
やはり在来種ですね。
そうたやすく増えません。
何箇所か見て回りましたが去年に比べて少なかった。
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そう~、畑では今サツマイモの花が沢山咲いていて綺麗だったので★パシャ。
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一番小さめ(50cm高さ)のラセンソウ・・
もう少し早く見にくればよかった(((´・ω・`)カックン…
花より 種のほうが多くて・・。
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7~8mmの黄色の花が葉の裏に5~6コ咲きます。
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おしべが多いところ、モロヘイヤ・カラスノゴマと似ている・・
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7~8mmで 鉤状の長い棘がつく種。
イガイガは手で触っただけでも 引っかかる感じ。
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くっつき虫に虫がついている(^w^)
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■ラセンソウ(羅氈草)■シナノキ科アオイ科 ラセンソウ属

分布 関東より西・四国・九州・沖縄 
路傍や畑に生える1年草(暖地性植物)
草丈 60~130cm
花期 8~10月

名の由来は、毛が多い果がラセン羅氈(毛織物)の手触りに似ている事から。
県によっては絶滅危惧II類に指定されている希少種です。
| flower | COM(2) | | TB(0) | |