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2009-10-25 (Sun)
葉の表面が上下に波打つように縮んでいて笹の葉に似ていること、新潟県の縮み織り(小千谷縮)に見立てて名がついた”チヂミザサ”

(9月撮影)
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今まで、よく見たこともなかったのですがぁーー。
ある日 光が射したところに遭遇したとき、(/ ;゚ o゚)/ハッ!
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茎に毛があるもの・・
茎(有毛)
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毛がなく、ツルッとしたもの・・
茎(無毛)
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お友達のお話では いろいろ変異があるようで特に分けなくても良いそうです。
しかし羽毛状に光る花の色の変化にウットリ♪・:*:・ ( ̄* )。
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そろそろ綺麗だった花も終盤で、いよいよ人から嫌われる姿になっていくんですね~。
茎は枝分かれしながら地を這うので、たちまち群落を作って人や動物を待ち受けているかのよう(笑)
でもチジミザサが衣類にくっついて、手ではらおうとすると何故ヌルッとするんだろう・・ずっと気になってました。(⌒▽⌒)
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くっつき虫と言われるものには、鍵状のもので引っ付くケースがあるけど、チヂミザサは小穂から出る3本のノギの部分から粘液を出すのでネバつくのでした。
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■チヂミザサ■イネ科チヂミザサ属

分布 日本全土
山里や日陰の林内に生える一年草
草丈 10~30cm
花期8~10月
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2009-10-20 (Tue)
同じような場所に生え、同じように花穂の先が垂れ下がるヤナギタデによく似ているんですよね・・
自信ないから、葉をひとつまみσ(^¬^@)
ヤナギタデの葉を噛んだ時のピリッと感は全くない『ボントクタデ』
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米粒ほどの花で、なかなかピントがあいません・・(i ゜__ ゜)タラー…  
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ピント合わせをしている途中・・
どこからともなく割り込んできた虫さんもハーイ(^O^)/ポーズ。

ハリカメムシ?ホソハリカメムシ?
シックな色合いでスマートなBodyがカッコいい。
調べていましたが、たった一枚の画像では調べきれず(〒_〒)ウウウ
♂?♀?・・それさえもわかりません。
ご存知の方いらっしゃいましたらヽ(*'~^*)。よろしく♪。
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葉に”八の字”の黒模様が出るのがポイント。
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タデ科の花は、どれもよく似ているので花だけ並べられたらとてもじゃないけど・・名前が言えません。
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うっすらとピンク色のぼかし加減が好きです。
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同じようなアングルばかり・・(苦笑)
少しでも大きく狙ってみたいのに・・ここまでが限度(;>_<;) 。
”ボントク”とは”愚か者”の意で ヤナギタデのような辛味がなく役に立たないことから名前がつけられたそうですが、花は可愛いものです。
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■ボントクタデ■タデ科タデ属

分布 本州・四国・九州・沖縄
水湿地や溝などに生える一年草
草丈 50~1m
花期 9~10月
| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2009-10-15 (Thu)
ものすごく 地味ーーな花なのに・・”ハナタデ”
(ハナタレではありませーん)(-^〇^-)
いい名前をもらいましたね(笑)

林道のちょっと薄暗いところに生えています。
タデ科は写しにくいことや判断しにくいことも多々あって毎度見て見ぬふりしてきましたが・・
それではいつまで経っても名無しのままだから、少しずつ覚える方向で頑張っています。
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咲いているのかどうかなんて、よくよく見ないと気がつかないくらい小さい花。
白花かと思えるようなうすいピンク色。
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イヌタデの葉と似ているけれど、先端に向かって細く尖っているのが特徴。
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花は2mmほど・・(汗)
可愛い花ですが小さすぎ。
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和名『花蓼』は 花が梅の花に似ていることが名前の由来なんだそうですが・・
それなら『梅蓼』でもええやん(^m^ )なんてね。
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■ハナタデ■タデ科タデ属
(別名 ヤブタデ)

分布 日本全土
林の縁や木陰に生える一年草
草丈 30~60cm
花期  8~10月
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2009-10-13 (Tue)
台風があって一番気になっていた『クルマギク』
全国でこちら紀伊半島だけの特産ですが、どこにでもあるではなく数えるほどの場所だけにしかみつかりません。
地元ではクルマギクの存在を知らない人は全く無知ですが、知っている人は”守る会”の結束が固いのでおいそれとは教えてもらえないんですよ・・苦笑

2年前に見た場所は8月ごろすでに岩盤が崩れセメントスプレーされてしまったとの情報を頂き、どこかで探さなければ!と思っていた矢先でしたので、たまたま訪れた場所で偶然見つけた時は、胸が熱くなりました((((T-T〃))))ウルウル...
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ここだって いつなんどきスプレー攻めにあうかも知れない・・そんな場所。
崖を見上げながら、今回の風害を受けずにいてくれたことにほっとしました。
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前年度にロゼットだった根生葉。
今年茎を伸ばし花をつけています。
一年中残るロゼット葉が輪に広がっていることが”クルマギク”の名の由来です。
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石と石の板ばさみになったような所から、柳のように細い茎を出し、60cm~1m伸びたところでトップから花が咲き始めます。
もっと長いのもありますが、すべての花が一斉に綺麗に咲く写真を・・(笑)なんて無理なんですね~。
トップの花が終わりかけると、葉と葉の間にある蕾が開花し始める。
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茎が長く頭花が重いから やはり風が少しあってもゆらゆら・・
いつもながら撮影には苦労する花ですね。
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他の野菊に比べると花弁はまばら・・ですが『クルマギク』の魅力のひとつとして花が真っ白!
薄暗い場所でひときわ冴え冴えとする純白なのです。
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今回は 『花』そのものはさておき・・
こういった岩盤だけに自生する『石』に注目してみました。
以前にお師匠さんにこのボロボロ崩れる石のことを少し教えてもらっていました堆積岩の中の”頁岩”でできている岩盤。
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何を思ったか・・興味があったので石を持ち帰ってきた私∬ ̄∇)ふふ…
色的には 日本瓦のような色で黒っぽい。
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”頁岩”とは泥岩より薄く、平行に蓄積されてできた岩だそうで・・
恐竜みたいな立派な化石はないが、植物の化石が多くあると言われ、実際私のお師匠さんもシダの化石がないかと探しているといいます・・
なろほど・・本当に平行層になっているのがわかります。
もしも・・もしもクルマギクの化石なんかがあったりしたら・・・いいな。(ないだろうけど)苦笑
断面はナイフのごとくシャープに尖っている・・
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一見硬そうに見えて、破片を手で押さえると、いとも簡単に砂に・・
なんとも特殊な岩なんです。
危なっかしくて人目につきにくい高い場所でひっそり咲くクルマギク・・・
こんな条件のもとにしか存在しないのは、クルマギクと頁岩が引き合うものがあってこそなんでしょう・・
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■クルマギク■キク科シオン属
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2009-10-10 (Sat)
強烈に大きかった台風18号が過ぎて...。
予報では伊勢湾台風をしのぐほど・・と騒がれていたので、覚悟はしていましたが・・(って伊勢湾台風は知りません・・)
でも、実家が川のそばだったので、豪雨の恐怖・・川の氾濫・・山が崩れ、丸太棒が凄まじい速さで川を乗り上げ田んぼに広がり家まで押し寄せてくる光景は 子供の私にとって凄く怖かったのを覚えています。

さて、この台風18号。
3~4時間ほど風がとってもきつかったです。

2階は飛行機に乗ったような感覚でふわふわ・・
娘も最初は”ぜんぜん大丈夫”って言っていたのに、夜中2時ごろ、ヤバイ・・怖い・・揺れる~って下に降りてきました(苦)
私はといえば。。。ミシミシという音に眠れず、押入れに入って布団をかぶり、耳をふさいで・・
電気はついたり消えたり・・
3時過ぎまで時間の長かったこと・・(`ヘ´)イライライライラ・・・・・

恐れていた”雨の浸水”はまのがれましたが、それでもすぐ近くで浸水も何軒か・・
飛んできた破片で窓ガラスが割れたお宅、外置き物置きの天井が吹っ飛んでしまったお宅、電柱もあちこちで倒れ、神社の大木が倒れたり、市内でも被害はさまざまのようでした。

お蔭様で、我が家は瓦一枚落ちたことと、庭の4mほどある樹木が倒れかけて、根っこが浮いた浮いた・・してる状態・・(^m^ )その程度ですみました・・ヾ(*゚~゚*)ノ
まだ嵐のあとの片付けなどをされている所も多いです。
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普段 植物観察ではよく歩いている熊野古道が気になり出かけてみますと・・
( ̄д ̄;)エーッ、、このまっすぐ下には谷水が流れる場所があったはず・・( ̄o ̄??)
道はどこ?ここは(・o・ ))(( ・o・) ドコ?
一夜にして様変わりした光景に唖然!
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40~50本の杉が将棋倒しのごとく倒れ道を塞いでいます。
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樹齢80年以上は経っていると思われる雑木もこのように・・
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軒並み 樹木は根っこが地からむきだし、道はあちこち亀裂が入っています。
ここには数種の大切な植物が生えた場所。
来年はそれらを見ることができるのでしょうか。
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台風で傷つき落ちてしまった”アケビ”
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まだ落ちる時期ではないのに、落下してしまった”シマサルナシ”
楽しみにしていた鳥たちはこの冬遠くまで木の実を探しに行かねばならないのでしょう。。。
自然災害がもたらす影響は 生きている全てのものをいとも簡単に狂わせてしまう・・
なんともやりきれない気持ちでいっぱいです。
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| その他 | COM(6) | | TB(0) | |
2009-10-07 (Wed)
台風が近づいていて、このところ”雨・雨・雨・・”
花散策もままならない日が続いています。
もしかしてこちらに直撃か?!(((((( *≧(エ))ノノノ
今まで、裏が空き地だったので風台風にはびびったけれど、一気に3軒も家が建ったので心配もうすれましたが・・雨台風だと、前の道も裏のどぶ川も満タンになるので離れ小島になってしまう~~o(T◇T)尸~~SOS!!穏やかではない心境(汗)
どうか大きな被害なく通り過ぎてくれますように( ̄人 ̄)



タデ科が続きます~~♪
『ミゾソバ』
名前のとおり、溝のそばに咲いています。
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綺麗な白花!と思い、カメラ構えてファインダー覗くと、目が合ってしまった!!!(⌒▽⌒)!
花に見える白いガク部分をかじっていたんでしょうか?
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もう一度取り直し・・
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ミゾソバって、白~ピンクがかったものまでいろいろあるんですね。
どれも清楚なイメージで綺麗です。
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いつもこの季節 身近に見る花ですが、ふっとガクの後ろや茎を撮ったことが思わぬ発見。
(私が知らなかっただけかもしれないけど)苦笑
肉眼では茎のぶつぶつはちゃんとみえなかったのに、カメラが気づかせてくれました(^O^)/
こんなものが、あったんですね(シラナカッタ)
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触わると、ややネバネバ。
ルーペで見て見ると花柄の部分に マッチ棒のようなものが沢山。
この感動をカメラでキャッチしたい・・と何十枚もトライしていたんですが・・(;´~`A``・・にっちもさっちも。

お友達にお願いして顕微鏡撮影していただきまして・・さらに感(┳∧┳)動~

白花の腺毛は白く透明感があって頭の部分がピンク。

(白花の腺毛)
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赤花の腺毛は 赤褐色・・
花の色によって腺毛の色も違うんですね。

(赤花の腺毛)
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■ミゾソバ■タデ科タデ属

分布 日本全土
川岸や沢沿いの湿めったところに生える一年草
花期 7~10月
| flower | COM(2) | | TB(0) | |