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2009-11-29 (Sun)

今は 人が通る所だけ道になっているけれど、その昔は山で一部大きな沼地。

   そこに生えるヤダケの茂みに見つけた”キチジョウソウ”

       初めての出会いです(;´◎`A``

農道のそばのため草刈りされたのか葉は少し・・ピンク色した花が晩秋の陽射しを浴びています。

家に植えて花が沢山咲けばいい事がある・・あるいはいいことがあれば開花する・・と言われ、なんともお目出度い名前がついていますがホントかな(笑)

そもそもいい事ばっかりの年なんてそうそうないですよね_( -"-)_

   kichizyousou1    kichizyousou2

(根っこ)

   株の様子をみようとしたけど。。(苦笑)

  指一本入る隙間もなしなんですね~絡み合って大変。

かろうじて引っ張ったらこんなふうになっていて茎の節々から根をはり増えていくようです。

  kichizyousou11  kichizyousou12

(葉)30cmほどの長さなので 明らかに花が隠れて下に咲いてる感じ。

 kichizyousou9   kichizyousou13

(花)

花茎は10cm前後。似ているヤブランやコヤブランなどと比べると短い。

でもこの色好きだな~。

  kichizyousou3 

単に薄紅色ではなく サテンの輝きとでもいいますか・・キラッと光沢があるので上品な感じ。

(オバナ)花の上部。

\(ロ\)おしべが6本・・なんで???メシベがないの????

奥に隠れているのかと覗いたけれど・・見当たりません。

  kichizyousou4 kichizyousou5

(両性花)

同じ花の下半分を見てみると・・(=゚◇゚=)え?1本多いではないか・・(^m^ )

ってことはひとつの花にオバナだけと両性花があるしくみになっているのでした。

でも、すべての花がそうかというと、結構オバナだけの花が多かった。

来年 種子も観察しなきゃ。

kichizyousou6 kichizyousou7 kichizyousou10
  
■キチジョウソウ(吉祥草)■ユリ科キチジョウソウ属

分布 関東以西、四国、九州
暖地の林内、藪などに生える常緑多年草
花期 9~11月 

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2009-11-27 (Fri)

                akagasi3

           樹高20mほどの見上げるべく 大きな大きな”アカガシ”

もっと遠くから離れてワイドで撮れば良かったのですが(苦笑)木の真下だったので

全体画像を撮れなかったのが残念。足元は断崖絶壁・・の谷底で、木を見て谷底を見ると脚がガクガク。

    常日頃からお世話になっている先生と一緒だったので名前を教えてもらいました。

     いつもなら標本採取する先生ですが この日のお目当ては これ\(⌒▽⌒)/

 ”わ~大きなどんぐり!”といったら”どんぐりと言う名のものはありません”だって(A-ェ-:

          そういいながら黙々とアカガシの実を拾う先生。

  訳を聞いたら、”小児科病院の待合室に持っていってあげたいから・・”と。

  インフルエンザがブレイクしてロビーで長く待たされる子供たちのために。

             なんとも心優しい側面も持つ先生なのです。

            ”実の帽子をさわってごらん”と仰るので・・・

              akagasi10

     ひとつ拾い 手のひらにのせた瞬間、”うっそ~なんか違う~暖か~い~”

                 帽子のところがフッカフカです。

           ビロードっていうか、高級感があってびっくり。

                   画像で伝わるかな・・・

           こんなぬくぬくした”どんぐりさん”って始めて。

    akagasi9   akagasi8

           下は谷・・左手に枝、右手にカメラ・・・

           手も足も震えてピンボケ。。(苦笑)悪しからず。

   実を拾い集めながら説明してくれる先生のお話もどこの空・・..・ヾ(。><)

   akagasi2 (表面)akagasi11 (裏面)

   akagasi4 (冬芽) akagasi5 (樹皮)

■アカガシ(赤樫)■ブナ科アカガシ属

(別名 オオガシ・オオバガシ)

分布 宮城県以南・四国・九州

雌雄同株の常緑高木

花期  5~6月

果期  翌年10~11月

赤みがかった樹木で堅いことが名前の由来


 小さい頃から”どんぐり”のひとことで片付けていたけど、それぞれみんな違っているのでしょうね。

ふと”同じブナ科のウバメガシはどんな帽子をかぶっているのだろうと探してみました。

ウバメガシは和歌山県の県木。海岸線に多く備長炭の原料でも知られています

地では ”バベノキ”と呼んでいます。

アカガシの帽子みたいに高級感はなくカサカサですがニット帽の柄にありそうな配色でしょo(⌒▽⌒)ツ☆

いろんな帽子集めてみるのもおもしろそう・・

   "ウバメガシの堅果”

  ubamegasi 

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2009-11-23 (Mon)

    nodake1

海岸近くの道端で 出会った『ノダケ』

     意外とスリムなんですね。

たまたまお天気が良かったので見つけられたのかな・・

曇っていると、色が地味だし 知らずに通りすぎてしまったでしょうか。

  草丈は低く40~50cmほどのが4~5株ほど。

昔は多くあったようですが、最近こちらではほとんど目にすることがないと聞いてちょっと(⌒~⌒)ニンマリ。

 それもそのはず 和歌山県では絶滅危惧2類となっています。

 撮影していると関東方面から植物調査に来ていた女性と会いまして・・

ノダケは草原などの至る所に一面生えるものですがこんな海岸沿いでも見られるんですか?と不思議そうな顔。

   どうなんでしょうね?以前見かけたのも海に近い田んぼのそば。

(葉)一回3出羽状複葉。 厚みがあって葉の縁には鋸歯があります。

          nodake4         nodake5

   葉柄が鞘状にふくらんでいる。

   nodake3     nodake2

(花)

白い花が多いセリ科なのに、ノダケは花も茎までも黒紫色。

稀に白花もあるそうで・・そう聞くと白花も出会ってみたいけど(^w^) きっと他のものと間違えそうかも。

      花の形は独特の散型花序・・まだ蕾が多かった・・

                  直径7~8cm

   nodake7     nodake6

                その小さなひとつ。

          なんじゃこりゃ?!とってもへんてこりんな形。

          私には どう見ても 手足にしか見えません~("⌒∇⌒")

             先端が白くなっているのはオシベ。

   nodake11     nodake8

(種)すぐそばに花が終わって間もない種の姿を見ることも出来ました。

      この場所は日当たりがよく 頻繁に草刈りされる場所。

    海岸近くではあるけど、草原の環境に似ているのかもしれない・・・

   nodake9     nodake10

 ■ノダケ(野竹)■セリ科シシウド属

(別名 前胡)

分布 関東以西、四国、九州

日当たりの良い草原や林内に生える多年草

草丈 1m前後

花期 9~10月

別名”前胡”は 乾燥した根の漢方名で、解熱や鎮痛剤として使われています。

 

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2009-11-19 (Thu)
道端に 今頃アサガオ~????
一面咲いているでもなく、ちょっと離れてポツポツ。
まさかノアサガオでもあるまいし・・見慣れないアサガオだなあと感じました。
minominoさんにご教示していただいて帰化の『マルバアメリカアサガオ』だそうです。
yahoo検索すると1,580件のヒット・・帰化植物にしては以外に少なかった・・
皆さんの所ではいかがですか?
それにしても淡いブルーがとっても綺麗。

(うす曇りの日)
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(晴天の日)
marubaamerikaasagao4

お天気によって色が違って見えたり(笑)
そして・・驚いたあー。
雨の日だって しっかり咲いてます(雨の日までせっせと散策通いの私のほうが[●_●]驚く(苦笑)
marubaamerikaasagao2

花の直径は2,5~3cmぐらいで、ホシアサガオよりやや大きめ。
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ガクに凄く毛が多いこと。。。
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肉眼でも充分 見て取れるほど深い毛です。
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ガクは5深裂で反り返っている。
ガクの付け根に2枚の毛に覆われた苞葉がつくのが特徴。
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(葉)
ハート型の丸い葉。先端が尖っています。
葉の表面は 立ち上がるように毛が見えますね。
marubaamerikaasagao6

marubaamerikaasagao5

種は 小学生の頃に種まきしたアサガオの種によく似てます・・
ひとつの果に6個の種子が入ってました。
この場所はよく草刈される場所で 気がつかなかっただけかもしれない・・
いつから咲いているのか?
どこから来たのか?
ホシアサガオやマメアサガオのように、そのうち野原一面を覆ってしまうんでしょうか。
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■マルバアメリカアサガオ■ヒルガオ科サツマイモ属

北アメリカ原産の1年草。
戦後 輸入穀物に混入され、日本全土に野生化している。
花期 8~10月

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2009-11-17 (Tue)
晩秋になるにつれて ここかしこと黄色の花が目につくようになりました。
今年は台風があり、咲いていた花も 咲こうとしていた花も、すべてだめになり・・そのあとは長雨続きで随分へこんでいたところに、黄色い花は気持ちが晴れ晴れするものですね・・
道端のすみっこに咲いていた”ヤクシソウ”
hanayakusisou1

茎が細くなんとなし華奢に見える・・そんなとこが好きだったりv^^
久しぶりの陽の光が嬉しくて・・一生懸命 パシャ★パシャ・・と花ばかり撮っていました。
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で・・です!
ありゃ~ゞ(+ヘ+)・・とファインダー覗いて気がついた(("⌒∇⌒")
”ハナヤクシソウ~”じゃん(苦笑)
2年ぶりの再開です。
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葉の基部が茎を抱いているのは同じだけれど、葉がおもしろいですね。
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■ハナヤクシソウ■キク科オニタビラコ属

分布 日本全土
ヤクシソウの一品種
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2009-11-13 (Fri)

こちら道端などでよく見かける”ヨシノアザミ”

yosinoazami1             yosinoazami2

総包片は粘つかないのが普通。     葉の中央に白い筋が入る。

外片は短く反り返る・・・                  ↓

yosinoazami3      yosinoazami4

      ・・っと こんなふうに”ヨシノアザミ”を覚えていたはず。

     ある日林縁で 白花見つけて喜び勇んで走ったのですが~~~

    ”アザミ”の識別って凄く難しい/(>ェ<*) ・・・見なきゃヨカッタヨ。。。苦笑

(白花)高さ30~40cm           (そばに咲いていたアザミ)

        ↓            時期的にはこれはヨシノアザミでいいのかな?

azamisiro1            azamipink3

azamisiro3            azamipink2

気になった総包片。どちらも形はそっくり。  姿はヨシノアザミなのに・・

触ってみると粘つく。                    ↓

”ヨシノアザミの白花?”       こちらも触ってみると総包片が粘つく。

                     ヨシノアザミ・・固体によっては粘つくもあり?!

       ↓                   形も球形ではなく筒鐘型・・

                      春に見るノアザミでないことは確か・・         

azamisiro2                    azamipink1

   冠毛の様子

  azamisiro4  

              どちらもヨシノアザミでいいのかな?(。。)

     なんかすっきりしないままのエントリーになってしまいました(ノ_-。)ウゥ・・・ 

■ヨシノアザミ■キク科アザミ属

分布  中国・近畿・四国地方に多い

花期  9~10月               

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2009-11-11 (Wed)
晩秋に野山を歩いていると、気がつかないうちに何かしら衣類にくっつき虫がつきます。
センダングサの仲間、イノコヅチ、キンミズヒキ、チカラシバ、チヂミザサはしょっちゅうのこと(笑)
(・_・?)これは?
何度もミズタマソウの種に雫がかかる写真を撮ったのに、いざくっつかれて見てもピンと来ない(汗)
帰宅してからだときっと思い出せなかったでしょう(〃∇〃)
mizutama sheed1

そばにこの姿があったから(o・。・o)あっそっか。
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だんだんと花の頃の種子の透明感がなくなって・・ちょっとグロテスク(*^^*)
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種の部分がコゲコゲ・・笑
この中にいくつの種子が入っているのかな・・
棘もだんだんと白っぽくなっていくんですね。
ミズタマソウの花も可愛くて大好きですがこんな姿もo( ̄▽ ̄)b グッ。
mizutama sheed4

これを逆光で撮ればどうだろうか?とふと考え・・パシャ★
ここまで観察できてなかったので、この美しさに感動です。
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(8月撮影の花)
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2009-11-09 (Mon)

二つとも、何度かエントリーしてきましたが、シソ科大好きなのでパシャ★

野の花一年生の頃は、どっちがどっちだか・・(苦笑)でしたが、カメラを向けているうちに覚えるものですね・・

今日、散策の途中で出会った方が仰いました。

”ヤマハッカは花が混み合って咲いている・・ヒキオコシは花がパラパラッと散らばって咲いているんです”

その方は趣味のジョギング途中に出会う野の花々たちに関心を寄せている方。

私も数年ジョギングしていた時期がありましたが、『走る』が精一杯で道端に咲いている花に気づく余裕もありません(苦笑)

この方のひとことを聞いたとき、『走る』目線の人が捕らえるのは真っ先花の全体像なんだろうと思いました。

遠くからでも花の名前が言える。。というのは、本当にその花を解ったとき・・

以前”ヒメジソとイヌコウジュ”で悩んだときに、私のお世話になるお師匠さんが””慣れてくれば、全体像で解るよ”と言われた言葉と一致します。

今もいくつもの不明の花をかかえている私ですが、ゆっくりでもその花たちの”全体像”を捉え名前が言えるようになりたいものです“O( ^ - ^〃 )O”

 

    ”ヤマハッカ”                 ””ヒキオコシ”

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相変わらずキツネさんフェイス♪    下唇がボート状(一花に一蟻)(⌒▽⌒)
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yamahakka2           hikiokosi3


yamahakka3           hikiokosi4

で・・驚いたことに・・ヤカハッカがなんでこんな形?!

よくよく観察していたら受粉が終わって花の終わりごろだったようです。
yamahakka4




 

 

 


 

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2009-11-07 (Sat)
浜辺の樹木のひとつ『ハマヒサカキ』
花はとても小さくて気がつきにくいけど、それなりの嗅覚があれば(笑)
7~8mはなれたところでも( ̄●● ̄) ナンカクサイ…と感じる。
ヒサカキも臭いけど、こちらのほうが勝ってるかな~。
上を見上げると花と花がすし詰め状態・・ひしめき合って咲いてます。
hamahisakaki1

いつもながら沢山花が咲いているからきっと”オバナ・・”
hamahisakaki2

透明感のある花は1cmもない。
この時期になると、小さな蝶や蜂で満員。
hamahisakaki3

やはり”オバナ”・・オシベが沢山。
ネット検索では、常緑なので生垣に・・ということで販売もされているとありましたが、、
庭にはちょっと・・不向き(花時の臭いはね)。
潮風や乾燥に強く、排気ガスも吸ってくれることから街路樹として用いると良いようです。
hamahisakaki4

葉は海沿いの樹木の特徴そのもの・・肉厚。年中緑でテカテカ・・
やや裏側に巻き加減。
hamahisakaki5

■ハマヒサカキ(浜姫榊) ■ツバキ科ヒサカキ属

分布 千葉県以西の本州・四国・九州・沖縄
海岸沿いの乾燥したところに生える
雌雄異株の常緑小高木
花期 10~12月
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2009-11-05 (Thu)
朝晩、少しひんやりするこの頃ですが、それでも日中は暑く感じるときもしばしば・・
山地の林道脇を歩いていると、やたら白い花が沢山。
少しピークを過ぎたんでしょうね・・半分が種になっていました。
(・_・?)・・セリ科だ・・<(|||。。)>なんだろう???
縮小がうまくいかず(苦笑)汚い画像になってしまいました。
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けっこう長い距離にわたってホントこれしかないのか~とおもうくらい沢山。
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低いところから 土砂崩れ防止のネットの上の高いところまで白・白・白・・
普通でも薄暗い場所なのに、この日は小雨もちらついて最悪。
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正直、花を見てもぴんと来ません・・(;>_<;)
セリ科の花は、みんなよく似ている。。
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ひとかたまりが10cmぐらいの皿状で散形花序の白い花。
花ひとつが5mmほど。
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葉を見て記憶が!!!
去年、出会ったけど、小さすぎて画像にならなかった”シラネセンキュウ”。
3~4回3出羽状複葉で裂片が不規則に切れこんでいます。
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siranesenkyuu6

■シラネセンキュウ■セリ科シシウド属
(別名 スズカゼリ)

分布 本州・四国、九州
山地の湿り気のある林縁に生える多年草
草丈 80cm~1.5m
夏期 9~10月
日光の白根山で最初に発見され、薬用植物のセンキュウに似るのでこの名がついたそうです。

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