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2011-05-23 (Mon)

この花に出会って 観察し続け3年が過ぎました。

ポツポツと1本ずつ離れて生えていて 見るからにかよわな感じがする。

トウゴクサバノオ?
ハコネシロカネソウ?
コウヤシロカネソウ?
それとも ぜんぜん別物?
もしや新発見?(苦笑)

いろいろな方々の情報や意見をいただきながらようやく名前がはっきりしました。
3年前の事、ことあるごとお世話になる先生に見ていただいたところ
先生が過去に他県で見たという標本と比べるとこれはとても小さいことや花の色、
葉の脈も違う・・などなど別物かもしれないとのことでした・・

今年 その先生と一緒にその場所へ。
そして標本を 大阪自然史博物館の植物分類学者”瀬戸剛先生”のもとへ。
そこで『コウヤシロカネソウ』と同定していただきました。

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低山の谷間、杉の枯れ枝に埋まって、緑色した葉は目に止まるのですが
そこに花が咲いているのはほとんど気づきにくい。
草丈 10cm弱ですもんね・・

図鑑では 花は全開せず横向きに咲くとありますが何度も観察を重ねた結果
正午には全開することがわかりました。
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不揃いな鋸歯があり、小葉は3~5枚に分かれています。
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花の直径は7~8mmほど。
やや淡いクリーム色~白色。
この場所で見たものは すべて白っぽかった。

黄色の部分が花弁。
ここがカップ型(杯状)で2裂するのが特徴。
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ガクの裏側は筋模様があり うっすら赤い色がついています。
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去年 撮影した果実。
7mm~1cm。
おもしろい形ですね。
他のシロカネソウもこんなのかしら???
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肉眼で1mmほどの種・・
突起の有無を見るために スコープ使用
光沢があり、ツルツルで突起がみあたりません。

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■コウヤシロカネソウ(高野白銀草)■キンポウゲ科シロカネソウ属

分布 近畿地方南部、四国東部
低山のやや湿った日陰に生える多年草
草丈 10cm前後
花期 4~5月

 
| flower | COM(8) | | TB(0) | |
2011-05-17 (Tue)
コバンのような葉をつけることから名前がついた”コバンノキ”

一昨年の台風で大きな杉の木が横倒しになりちょっとかわいそうな環境・・
でも確実に大きくなっています。

kobannoki1 

 
この枝・・この葉・・
(-^〇^-)同じコミカンソウ属の草本にも似ているものありますよね。
kobannoki3 

庭の困りもの・・・コミカンソウにも似てる・・
1komikansou 

そしてアスファルトの隙間によく見るナガエコミカンソウにもソックリ。
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こうしてみると、ホントそっくり。
あ~何やら赤いものが見えた。
まさか これが花???
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いつもいつも谷沿いの斜面で見上げるばかりだったから
こんな近い距離で花が見れてラッキー~
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アケビの雌花が枝の先端に咲くようにコバンノキの花も先端に雌花をつけるらしいので
カタツムリの触覚みたいなのがそれかしら?(-^〇^-) 
もう少し接写したかったのに・・(苦笑)
 kobannoki8

断然 雄花のほうが沢山ついてます。
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エンジ色の小さい花ですが凄くかわいい。
花がなくても 大好きなのにこんなかわいい花を見てますます嬉しくなりました。
秋の果実忘れず見なければ!
小判型だったら いいのにね~笑
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■コバンノキ■トウダイグサ科コミカンソウ属

分布 本州中部以西、四国、九州
谷沿いに生える落葉低木
樹高 2~3m
花期 4~5月
果期 9~10月黒く熟す
| 樹木 | COM(2) | | TB(0) | |
2011-05-10 (Tue)

エゴノキに花が咲き始めました。
前からいろんなところで見かけていたけど、高い場所であったり風があったりで
なかなかうまく撮れませんでしたが、今年はなんとか(苦笑)
egonoki1 

『エゴノキ』とは???
エゴイスト?のエゴじゃなかったのね~笑””σ( ̄∇ ̄;)

サポニン(有毒物質)を含んでいるために 口にすると”え・ぐ・い”事から
えぐい→エゴノキとなったのだそうです。
この花は 離れて見るより、真下までいかないとはっきり見れない花なんですね。
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葉は互性し、先が鋭く尖っていて小さな鋸歯が目立つ。
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無理に上向けてもこのスタイルにもどってしまう・・苦笑
とっても 撮影しにくい樹木ですが、この樹形を美とし、庭木にされる方も多いようです。
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花冠は2~2.5cm
花弁が5深裂
初夏に相応しい清楚な優しい雰囲気がします。
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なんでもお手玉に入れると良い音がするらしい果実が楽しみ。

■エゴノキ■エゴノキ科エゴノキ属

分布 北海道南部・本州・四国・九州
日当たりの 良い斜面や谷沿い
花期 5~6月
果期  10月
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