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2015-09-29 (Tue)
しばらくぶりに 懐かしい湿地へ。
夏の頃は暑くて思い出しもしなかった場所だけど 少し涼しくなって 風がちょっと変わって・・
香りが私を導いてくれたのかな(*゜-゜)
あれから8年・・沢山咲いてくれているだろうか・・期待と不安でいっぱい。
”シソ科”は鹿が食べないから大丈夫・・という法則はもうすでに成立しなくなっているから。

あーーー!ススキに埋もれて沢山♪
この湿地一面 ”ヒメハッカ畑!といっても過言ではないくらい。
歩くと ズボンが葉にふれるたび 独特のいい香りに包まれます。
見回してみると数えきれないほどの薄い薄い紫色。
でも地面の至る所 動物の掘り起こした足跡でボコボコ。
時々 つんのめりそうになるほど・・
お百姓さんなみに 耕してくれるんですものね。
なにはともあれ ”沢山”を確認でき ほっ。
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よく似た”ハッカ”より 小ぶりで もっともっと控えめな優しい香り。
倒れたススキの間からも、嬉しいくらい花を咲かせています。
茎の上部に多く花がつくので 草丈が伸びるてくると直立は難しそう・・
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(茎)もちろん四角形しています。
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丸っこい小さい葉、、こんなに可愛かったんですね。対生しています。
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2~3mmほどの小さい花が集まって咲く様子・・ ”ヒメハッカ”の名に相応しい姿。
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以前ちっとも気づかなかったけど、意外に花柄長かったんですね(笑)
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香りに癒され この花ひとつに囲まれ あっという間に1時間も過ごしていました。


          ■ヒメハッカ■シソ科 ハッカ属

           湿地に生える多年草
           草丈 20~40cm
           花期  8~10月
           分布  北海道、本州
和歌山県 絶滅危惧1A類
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2015-09-28 (Mon)
過去にエントリーしていると思っていましたが、(='m')まだでした。
少し湿り気のある明るい林道沿い・・
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大きな流れの渓谷の岩と岩の間にも・・
”コバ”と名がついているけど”ホソバ”のほうがインプットしやすいな・・
環境が左右するのか 谷沿いのは さらに細く感じます。
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(葉の表、裏)葉脈がくっきり窪んでいます。
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花弁の濃い紫色の筋が特徴。
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花は一日で萎むのだそうです。
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           ■コバギボウシ■ ユリ科  ギボウシ属

              明るく日当たりの良い湿地などに多い
               草丈  30~50cm
               花期  7~9月
              分布 北海道~九州 
 
コバギボウシを見たあと 再び渓谷を散策中 綺麗な一枚の羽根を見っけ♪。

”野鳥”は分野外だし、持ち帰っても?ファイルが増えるだけ・・
でもあまりにも綺麗・・クリアガラスにレイアウトすればインテリアにでもなるかな・・って(*'ー'*)。
もって帰りました。大きさはこれぐらい♪
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・・で裏を返すと、表と大違いでして・・(._.?)
 表と裏 ちがうのですね・・シラナカッタ・・
 ダークグレー一色。
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ネット検索していると、『カケス』という名の雨覆羽根だとか。
雨覆(あまおおい)とは???
風切羽根の根元を覆い、翼全体の空気の流れを整える役目をするのだそうです。
たった一枚ですが 鳥にとっては不自由じゃないだろうかなんて知識がないなりにそんなことを思いました。
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*カケス(オンラインよりお借りしました)
一見 勇ましい顔つき?!ですが・・
拾った羽根部分 確認v(*'-^*)b
一番ポイント頂いたみたい(笑)大切にしなきゃ!!
音真似するのがうまく 飼われるとオームのように人の言葉を真似ることもできる野鳥なんだそうです。
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2015-09-26 (Sat)
低地の林道沿い。もう少しで見落としそうでした。  (「・・)ナス科の苗が足もとに。
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そのすぐそばに成長した大きな株が何株かあることに気づいてヨカッタ・・
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しゃがみこんで、なんだろう????と葉をもちあげると、ブランブランしてる~ 
♪イガイガ坊主のようなものがついています(笑)
こんなのぶらさがっていると 妙に((o(*^^*)o))
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大きさは  ガクも含めて1cmほど。
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気になるイガイガ。チラッと中に白い果実ができています。
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花冠は少し黄色みをおびた白色。
花弁の外側に短毛が生えているのこの画像でわかるでしょうか・・
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ガクにも毛が多い。
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”葉”卵形~広卵形。両面とも 手で触っただけでもわかる毛があります。
 薄暗い林の中なので毛の様子伝わらない・・(汗・・)
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                 ■イガホオズキ■ ナス科  イガホオズキ属

                   山地の林縁に生える多年草
                   草丈  50~70cm
                    花期  6~9月
                    分布  日本全土
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2015-09-24 (Thu)
標高800mぐらいの道路沿い。
ちょうど峠あたりの岸壁に多く見られる”ホソバノヤマハハコ”
涼しくなると この辺りは霧がかかって少し寒く感じられる時もあるぐらい{{(>∇<)}}
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カメラに入りきらない(苦笑)
上ばかり見上げていたら首が痛くなります~
こんなデコボコした岩に  線状にすくっと生えているのが魅力的。
ホソバノヤマハハコは 茎がほとんど分岐しないのが特徴。
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岸壁に生える野草にであうといつも”岩石”を覚えたい・・と思うのですが、いまだ勉強にいたっていません・・
どうしてそこだけに生えるのか???と。
”地質”をわかるようになれば、おのずと植物もわかってくるよって聞いたけど・・

この岩盤、風雨が強かったりすると 崩れるのはいつものことのようで、あちこち防止ネットやスプレーが目立ちます。
撮影中にも 時々、どこからともなくジャラジャラ・・・音がするからひやひやものヽ(;´Д`)ノ
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この仲間は雌雄異株。
これはまだ開花前だからどちらかわからないけど、全身白っぽい毛で覆われています。
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ホソバ・・と名がつくのに カワラハハコより太いんだから(・m・ )
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これ雄株だと思います・・
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そしてこちらが雌株かしら・・
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白いところ花弁ではなく総苞片。
カサカサしてて 大好きな花です。

(以下  カワラハハコです)
河原の砂地にこんもり。
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”ホソバノヤマハハコ”に比べると うんと葉が細く1~2mm内
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            ■ホソバノヤマハハコ■キク科 ヤマハハコ属 

          やや山地で日当たりの良い岩盤や乾いた草地に生える。
          草丈  20~30cm
          分布  本州(福井県・愛知県以西)、四国、九州
          花期 8~10月
           和歌山県 準絶滅危惧種 
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2015-09-21 (Mon)
周りは見上げるばかりの高木に覆われた薄暗い山道。
風が吹かず蒸し暑さにうんざりし足を止め一休みしていた所にひとふきの涼しい風が吹いた。
もしこの風が吹いてなかったら気づくことはなかったと思います。

σ(゜・゜*)・・何かが揺れた・・(・。・;
葉だけしかないと思ったその先のほうで黒っぽいものがゆらゆら・・・
見たときは 何の実?!でも花が終わってる・・_| ̄|○(笑)
まあいいや とりあえず撮影! と思ってズームしてみたら、これでも!!!!花!!!!
立派に開花してたんですよ。
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葉は対生。
縁には尖った鋸歯があり、基部のところ わかりにくいですが若干 翼があります。。
(ってポイント抑えてなかっただけ・・苦笑)
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茎はシソ科のように畝があり角ばっています。
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腺毛が沢山。
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7~8mmぐらいの 小さい小さい花です。
薄暗い場所に、エンジ色、この小ささ、そのうえ花柄が長いから少しの風にもゆらりゆらり。
忍耐力を試されてるかのようでした・・いつリタイヤしようかと半ばあきらめモードでパチリ( ̄ー ̄;
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上唇が2裂 し、 その内側に仮雄しべがあるそうだけど・・そこまで撮影は無理でした。
白くて丸いお団子状の4個は雄しべで 一番下に細く伸びて見えるのが雌しべ。
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名前の由来は 壺の形に似た小さい花姿から命名されたそうです。
名前に辿り着くまで 随分 時間がかかりました(苦笑).

なんだか覚えにくく かみそうなネーミング♪
みなさんは頭にインプットしにくい単語ってありませんか?
ヒナノウスツボ→ヒナノ スウツボ♪・・とつい先に言ってしまう(苦笑)
臼い壷・・うすい・ツボ・・で覚えこもう (φ(-ω-*)
あと地元の地名で これみたいに反転してしまうものもあったりする私です。

   ■ヒナノウスツボ■ ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属

      山地の谷間や林内に生える多年草。
       草丈40~80cm。
       花期   7~9月
      分布  本州(東海道以西)、四国、九州 
      
| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2015-09-18 (Fri)
草原とまでは言えない場所ですが、膝丈ほどのカヤが多く生えていて少し標高のあるところで。
(「・・)ン?ナンバンギセル!!
はじめは、ナンバンギセルのつもりで見たので((ー_ー )ノ" パス~して通り過ぎるところでした(笑)
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で・・ふっと周りを見回したらこれ!!!
・・びっくり。この姿。
1本の茎に 花が二つも咲いてる。こんなのあり???
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工エエェェ(´д`)ェェエエ工工いったいどうしたの?って連発。
あっちこっちに回ってカメラ向けてみたりして・・
このびっくりを誰かに共有してもらえないかと・・(゜_゜ )( ゜_゜)(゜_゜ )( ゜o゜)キョロキョロ したけど、こんな草野原に人っ子一人いません(笑)
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大きいよ~25cmぐらいはありました。
こんな日に限って・・
あ~定規忘れた(→o←)ゞ !
ルーペ忘れたーーー!って悔しいやら悲しいやら・・
これは 『オオ+オオ』で 名づけて”オオ2ナンバンギセル”。
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ガクの部分がとがらずこんもりしています。
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普通のナンバンギセルなら 中までのぞけませんが ガクもふっくらして花冠も大きいので軽く内部も見ることができました。
花弁がひらひらしているのでナンバンギセルよりは 花らしい感じがします。
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裂片の縁は細かいトゲトゲ。
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(以下  ナンバンギセルです)

矢竹の下に生えるキチジョウソウのところに。
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明るい場所にも見かけるけれど ここは ほとんど薄暗い林の中。
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ガクの部分が尖っていて デュ-クさんポーズ∠( ゚д゚)/ 
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ナンバンギセルの別名は”思い草”
万葉集に♪「 道の辺の 尾花が下の 思ひ草
            今さらさらに 何をか思はむ 」 
と詠まれているのは 普通タイプうつむき加減のナンバンギセルの事なんでしょうねo(*^▽^*)o 。

 ■オオナンバンギセル■ ハマウツボ科  ナンバンギセル属

やや山地(標高のある)乾いた草地のイネ科の根に寄生する。
草丈 20~30cm
萼の先端は鈍くて尖らない。
花期は7-9月。
分布 日本全土
和歌山県 絶滅危惧2類
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2015-09-16 (Wed)
〇シコクママコナ

今が旬のママコナ。
低い山の林道や道路沿いで 沢山咲いているのを見かけます。
日当たりが良いと葉が赤っぽいみたい♪
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ススキの場所で見ることが多いので ススキに寄生するのでしょうか(δ_δ?)
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シコクママコナのポイントは この苞葉のトゲトゲ。
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■シコクママコナ■ ゴマノハグサ科 ママコナ属

 低山地の林縁、草地などに生える半寄生植物
 草丈20~50cm
 分布 東海地方以西、四国、九州
 花期  8~10月


〇ミヤマママコナ

上記のシコクママコナと同じ場所ではありません(´m`)
少し高い山地の道路沿い。
たまたま同じような場所だったけど、このあたりは涼しい所なので 葉も 緑・・緑・・で綺麗な感じがしました。
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シコクママコナとは少しちがって優しい印象・・
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苞葉の縁に トゲトゲがないので すっきりした感じ。全縁。
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(花の比較)
シコクママコナは下唇の斑紋がうすい黄色ですがミヤマママコナには見られません。
花の色は シコクもミヤマも地域や固体によっていろいろあるようなので これは参考までに・・
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”ママコナ”名前の由来は
花弁部分にふたつポコンと並ぶ白い膨らみが米粒のように見えること・・
そして 種子が米粒に似ていることから・・だそうです。
又ひとつ課題が増えました(llllll´▽)ノ。

■ミヤマママコナ■ ゴマノハグサ科 ママコナ属

 深山の乾いた林縁に生える半寄生植物。
 草丈20~50cm
 分布  北海道・本州・四国・九州
 花期  8~9月
| 寄生・半寄生植物 | COM(2) | | TB(0) | |
2015-09-14 (Mon)
(2週間前撮影)

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これから どうなって どんなふうに花を咲かせてくれるのだろう???。
アキギリの蕾です。おもしろいですね。
これだけでも充分ドライフラワーにもできそうだなって思ったり(笑)
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周囲には 小さな苗も沢山です。
この林内のあちこち、岸壁のそばや、水路の中にまでもかなり沢山。
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そして・・楽しみに出かけました。 ((((((( ´ー`)
ヽ(*'0'*)ツ ワァオ!
初めて目にするちょっと意外な姿に引いてしまった(笑)
ネットで見ていたんだけど 驚いた~・・(苦笑)
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吸い込まれてしまいそうな大きな花冠(って言い過ぎ?)
先日のミミカキグサの”あ~ん”どこじゃなかったよ・・
どの株も全部咲き揃うってないのかな???
見た限り どれも3~4つ咲いてりゃいいところ。
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大きい花だから 少し離れて鑑賞したほうがいい感じ~♪
濃いめの紫色は 日陰の中でもひときわ鮮やか。

”アキギリ” 名前の由来は、花の形が桐に似ていて、秋に咲くことなのだとか・・
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やっぱりこれだけの花だから ちゃんと見て置きたい・・って欲張り根性おこしたのが間違い・・
うまくキャッチできなかった(o(´^`)o
シソ科、唇型もここまでデカいとどう写せばいいのやら ためらってしまう・・
けど昆虫には 雌しべが長く突き出てて さぞかし有利でしょうね・・
下唇の中にちらっとみえているのが雄しべ。
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とっても特徴のある葉ですね。
一度見たら忘れません(-o-)/。
3角状のほこ形。
縁に鋸歯があります。
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花後のガクが綺麗。毛がいっぱい。
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■アキギリ■ シソ科  アキギリ属

山地の木陰に生える。
草丈 20~50cm
花時 8~10月
分布 本州(中部、近畿、中国地方)
| flower | COM(4) | | TB(0) | |
2015-09-12 (Sat)
渓谷に沿った林道。
どっひゃ~!!!岩盤の一番高いところから下まで咲き誇る”ウナズキギボウシ”。
こんなにひとりじめしていいの~。
半端じゃないくらいの株にびっくり。
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過去に出会った場所ではここまで立派じゃなかっただけに 見事な咲きっぷりに一人で拍手(^-^)//"
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終わりかけの花ですが こんなふうに固い岩盤に花茎が傾いて垂れ下るように咲きます。
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葉と葉の間に挟まれて どうしても うなずき加減になってしまうのか・・
そこから命名されたそうです。
平行脈が沢山あり 葉はツルンツルンしています。
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カメラを向けたら タイミング良くアゲハ蝶が蜜を吸飲にやってきました。
うなずいてる花に昆虫も大変じゃないのかなあ・・・
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4~5日早ければ いい花が撮れただろうけど(苦笑)
近場じゃないから 咲くタイミングつかむのにいつもいつも難儀します。
雨のあとで 雨粒もところどころ乗っかって・・
終わった花もあって・・
でも希少なものをこんなに沢山見れて 大満足!!v(*'-^*)b♪
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■ウナズキギボウシ■ユリ科 ギボウシ属

 山地の湿った岩盤に生える。
 草丈25~50cm
 花期7~8月 
 分布 四国東部、和歌山県南部 
| flower | COM(2) | | TB(0) | |
2015-09-09 (Wed)
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猛暑の夏も カレンダーが”9月”に変わるとともに 朝夕幾分涼しく感じられます。
でも昼間は急な雨も多く 湿度も伴って とても蒸し暑い日々。
そんな紀伊半島南部の気候でしか見られない”キノクニスズカケ”。
7年前とは 違う場所で発見♪
山地の谷川に沿うように続く 比較的明るい林縁。
細い蔓が垂れ下っていますが わかるでしょうか。
上の方で開花してるけど、私の身長では・・・高すぎて撮影は無理(苦笑)
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どこかに いい具合で咲いていないだろうかと・・
さらに林道を歩いていると 暗いところにさしかかった時・・(;゚д゚)ァ....
まるで灯りをともすかのように咲いています。
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江戸後期 紀州の博物学者”畔田 翠山”(くろだすいざん)が キノクニスズカケのことを『熊野ホタル草』と記録に残されていたのは この花の このような様子からでしょうか・・
葉の脇に ひとつずつ花序がつきます。
まさに暗がりの林道に 小さな蛍のともしび。

♪キノクニスズカケって ホント素晴らしいネーミングだと思うのですが、”熊野ホタル草”も・・そんなご当地ソングがあってもイケルんじゃないかな・・って(苦笑)・・
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(花の アップ)
下から上へと咲いていくので、ちょうどいいタイミングy(^ー^)y
上が咲くころ 下はしぼんでしまうから・・
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深緑色のとっても光沢のある厚い葉。
花も好きだけど、このテカテカ大好き♪
つる性ですが 結構しっかりした固い蔓なので樹木?と言ってもいいくらい。
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互生する葉の先は 尾状に尖っています。
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■キノクニスズカケ■ ゴマノハグサ科 クガイソウ属

低山地の湿り気ある林縁に生える蔓性多年草
草丈   1mぐらい
花期   9~10月
分布 和歌山県南部(一部地域のみ)
和歌山県 絶滅危惧2類
| つる性 | COM(2) | | TB(0) | |
2015-09-07 (Mon)
このところ ゲリラ的に雨が降ったりするので晴れ間の日でも安心できないけど(;´▽`A``
引き続き 田んぼから。
・・ミミカキグサ・・(苦笑)
ずーっと見たいとおもってた・・
第一印象 (艸・∀・)ェェエエエエ工━!! こんなちっちゃいの~~~です。
ところどころ水が残った稲刈り後の田んぼ。
キクモに混じって黄色の花・・この画像で黄色がわかるでしょうか。
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ここには結構沢山あったけど、腹ばいになって撮影しようものなら びしょぬれになりそうなとこばっかりで(苦笑)
並んでる姿、( *^-^)ρ(^0^* ) あ~んと口をあけて なお かわいい♪
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高さ7~8cmを撮影するのってかなり厳しい(´ヘ`;)
だんだんクツが滲みてくるし・・でもしっかりカメラに収めたい・・
おまけに雨上がりのあとのカンカン照り。無風状態・・ 
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そう 花の後ろについたこのガク。
花が終わるとこの部分が大きくなって果実を包みこむのだって。
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この形が耳掻きに似ていることが”ミミカキグサ”の名の由来なんだそうです。
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┐(´д`)┌限界・・
5~6mmのお花のアップです(´m`)
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こんなに小さく存在感のない植物ですが ”食虫植物”とあってびっくり!
茎から 地下茎をのばして この地下茎や地上の葉にも捕虫嚢をつけ、プランクトンを捕食するなんて。。。
小さくても立派に仕事してるんです(*'ー'*)。

帰宅して ('0'*)ハッ!
ミミカキグサの葉・・ 撮り忘れ・・?!
葉ってあったのかな???ぜんぜん記憶にないわ・・
次回 ちゃんと観察しなきゃ・・


がしかし ここ数年で田園地帯に動物よけの電柵の多いこと。
みなさんの周囲でも増えているのでしょうか。
子どものころは レンゲを摘んだり トンボを追っかけたりして 自由に田んぼを駆け回って遊んでたのに・・
観察させてもらえる田んぼは減少していて淋しいものです。。

■ミミカキグサ■ タヌキモ科 タヌキモ属

分布 本州~沖縄 
湿地や水田の浅く水が残っているところなどに生える。
草丈 5~15cm
花期 8~10月
和歌山県 絶滅危惧1B類
| flower | COM(0) | | TB(0) | |
2015-09-05 (Sat)
稲刈りあとの田んぼは 小さな花たちがお目見えするので楽しみにしつつ訪れた田園地帯。
田と田をはさむ農道を歩いていて(*゚ω゚*)ん?なに これは???
ムグラと名のつくものはいくつか見てきましたが それらと雰囲気がちがう・・
どこがちがうの・・なんだろう・・
コニシキソウに乗っかるように我が物顔で小さい白い花が咲いています。
這いながら立ち上がって伸びる雰囲気。
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調べて見ると比較的新しいフェイスだそう。。
ムグラの仲間で 花の数が3つ、4つ・・綺麗な花ですが やはり帰化植物。
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葉は対生し、無毛で長さ2~3cm。
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後ろから見てみました。
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種の様子。
葉の脇に1~6個ずつ花が咲き、果実になるようです。
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それにしても花柄が長いこと・・1,5cmぐらいはあったように思いました。
この雰囲気からして1個に 無数の種子が入っていそうな気配です。。
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帰化とはいえ アカネ科独特の可愛い花です。
大きさは2~3mmで  先が4裂。
小さすぎてカメラではGivup でしたが ルーペで見たところ 花筒の内側に毛が沢山。
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よくよく農道を広く見てみると 同間隔ぐらいの距離で いくつも株がありました。
”ムグラ”とつけば 群がる、はびこる(笑)
一年後にはもっと増加しているのでしょうね。

*オオフタバムグラ・メリケンムグラはこちら

■タマザキフタバムグラ■ アカネ科 フタバムグラ属

 花期  8~11月
 草丈 10~30㎝

道端、空地、草地 などに生える。
熱帯アジア、アフリカ、 アメリカ原産 の帰化植物
| flower | COM(0) | | TB(0) | |
2015-09-02 (Wed)
綺麗な赤紫色の花・・ヒメノボタンにやっと出会えました。

植物写真家 永田芳男さんのこの本を手にしてもう何年たったでしょう・・
ここは 本州分布地だけれど果たして存在するものだろうか・・
随分気になっていた花です。

この度 自然保護協会の先生に情報をお聞きすることができて自生地で見ることができました。
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環境といえば 低地で 膝丈ほどの草が生い茂ってるような南向き斜面に、ポツポツ咲いています。
こういった環境は 田舎であれば 結構どこにでもある場所なのですが・・。

 どこから見ても 野草とは思えないぐらい ステキすぎ\(。・o◎)/!!
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いつも地味な小さな花の撮影が多い私(笑)。
目に飛び込んだ 申し分のない その姿に きょとん・・(*・o・)でした。。
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花は直径3cmぐらいかな。
これは2個でしたが多くつくと10個つくのもあるようです。
ここにはそんなのはなかったけど さぞかしハッとさせられそう・・・

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 葉は対生で線形~披針形。
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自然保護協会の専門家の話では 30年前は山間部でよく見られたようですが、いつのまにか減少・・
見かけることはなくなったと言います。
でもこの地のどこかできっと・・・・の思いで探していたそうです。
そして3年前 90代のおばあちゃんが裏山で名前も知らない花だけど可愛い花だから・・と草を刈るなどして守ってきた花が咲いている・・という地域情報をもとに発見。

すでに自生地のすぐそばにある民家は空き家。
おばあちゃんは居ません。
頻繁に起こるシカの害。

専門家の方々は この地を発信源として 立派な自生地となってほしいの願いを込めて・・
所有者の承諾を得て 草刈りし、動物の侵入防止ネットを設置されました。
そして 多くの人に観賞してもらえるようになれば・・と管理し続けています。


おばあちゃん!
今年も健気に咲いてるよ!あなたが大切に守り抜いてくれた誇り高きヒメノボタン。
おばあちゃんもこの時期 どこかで思いを馳せているだろうか・・
お会いしてお話したかった・・
”ありがとう”伝えたくて・・

この真っ赤な種子ひとつひとつが大切な命。
少しずつでも沢山根付いてくれますように♪
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守られて、受け継がれて  咲く花に これからも ここで沢山咲いててくれますようにと願わずにはいられませんでした。。
ヒメノボタンに限らず大切な花々は より大切に見守っていきたいものです。

■ヒメノボタン■ ノボタン科 ヒメノボタン属

 低地の草原や日当たりの良い水田近くなどに生える多年草
 草丈  40cm~60cm
 花期   8~9月
 分布  本州(和歌山県)、四国、九州、沖縄
 和歌山県  絶滅危惧1A類

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