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海岸に出る草地 を通っていて・・・(・_・?)イヌガラシ・・
10メートルほど行って やっぱり変だ・・と思い引き返し..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ
草丈25~30cmぐらいで 直立して咲いています。
イヌガラシと言いたいけど、葉がここまで切れ込んでいるなんて見た事ないな。。。
花だけなら イヌガラシとどこも変わりはないのですが~
黄色の花弁が4枚・おしべ6本・めしべ・1本・ガクは4枚で黄緑色。
で、葉腋から花柄が出るのもイヌガラシといっしょ。
一番気になった”葉”
スカシタゴボウの葉にも似ているけれど、(-_-;)(;-_-)納得いかず。
帰宅して検索してみるとスカシタゴボウ+イヌガラシの雑種でヒメイヌガラシなるものもあるとあって疑ってみましたがそれでも頷けない。
はっきりしたかったので、いつもお世話になる先生に見ていただきましたが、先生のご意見は”スカシタゴボウ風???”とのことでしたが、先生もはっきりしない 様子。
あくる日、先生から原色日本植物図鑑の”村田源”先生のもとへ現物を送って見ていただく運びに。
(まさか~これが 京都まで行くなんてことになろうとは)・・・((;^。^A )ひやひや。
そして村田先生に”キレハミミイヌガラシ”と同定して頂きました。
(キレハイヌガラシ+ミミイヌガラシの雑種)
キレハイヌガラシ?ミミイヌガラシ?
どちらもヨーロッパ原産の帰化植物。
どちらもまだ見たことないけれど、この町のどこかにもしかすると存在しているのかもしれませんね。
どちらにしろ、湿り気のあるところではなく 乾燥気味の道端にあったことが不思議な気がします。
葉の付け根・・両側に 耳のように小さく張り出していることがポイント。
アップ画像です。
まだ完全ではないけれど種子ができつつあります。
■キレハミミイヌガラシ■アブラナ科イヌガラシ属
キレハイヌガラシとミミイヌガラシの雑種
いやはや(;^□^)引き返してちょこ~っと観察しただけの私はただの通行人(笑)
気になると放っておけなくて・・。
まさか雲の上の人 村田先生のご教示をいただけるなんてびっくりしゃっくりでしたよ。
そそ、これに出会う2日前たまたまイヌガラシの画像の取り直しをしていたのが”変だな”に結びついたのかも。
それにしてもこの手の花・・写しにくいですよね。
なかなかうまく撮れずに苦しんでいます(ノlllll;´□)
(^。^;;いえいえ同定はあくまでも村田先生でして、私は少し変なイヌガラシがあるぞ・・と思ったただの通行人(笑)
手持ちの図鑑には帰化植物は載ってないし、ネットサーフィンでもたどり着かず困り果てましたが、答えを頂いてすっきりしました。
平家蟹さんの仰るように、普通よりちょっと変わってる?というのは、ホントよくあるもんね。(単なる変異とか)・・
この固体もそれかな?・・ぐらいにしか思ってなかった(笑)
まあ、”ちょっと変”と感じられただけ少し進歩したかな・・(^m^ )なんて・・。
キレハミミイヌガラシというんですかあ~。
やっぱり、イヌと名前が付いているので役に立たないのかな。
…で、当方イヌガラシを載せていないことに気付きました。
割と普通に見られる植物だとそんなに一々観察しないもんね。
偶にそう言うこともあるけど変異の範囲内かと思われるのが大半(^^;)
やっぱりもっと注意して流し目を送らなくては。
でキレハミミイヌガラシですか、キレハイヌガラシもミミイヌガラシも初耳(でも一発で変換するからネット上で見ているかも^^;)
アブラナ科は敬遠種だから咲いていても見逃すだろうな(^^;)