05≪ 2017/06 ≫07
123456789101112131415161718192021222324252627282930
2011-05-23 (Mon)

この花に出会って 観察し続け3年が過ぎました。

ポツポツと1本ずつ離れて生えていて 見るからにかよわな感じがする。

トウゴクサバノオ?
ハコネシロカネソウ?
コウヤシロカネソウ?
それとも ぜんぜん別物?
もしや新発見?(苦笑)

いろいろな方々の情報や意見をいただきながらようやく名前がはっきりしました。
3年前の事、ことあるごとお世話になる先生に見ていただいたところ
先生が過去に他県で見たという標本と比べるとこれはとても小さいことや花の色、
葉の脈も違う・・などなど別物かもしれないとのことでした・・

今年 その先生と一緒にその場所へ。
そして標本を 大阪自然史博物館の植物分類学者”瀬戸剛先生”のもとへ。
そこで『コウヤシロカネソウ』と同定していただきました。

kouyasirokanesou2 

低山の谷間、杉の枯れ枝に埋まって、緑色した葉は目に止まるのですが
そこに花が咲いているのはほとんど気づきにくい。
草丈 10cm弱ですもんね・・

図鑑では 花は全開せず横向きに咲くとありますが何度も観察を重ねた結果
正午には全開することがわかりました。
kouyasirokanesou1 

不揃いな鋸歯があり、小葉は3~5枚に分かれています。
kouyasirokanesou3 


kouyasirokanesou4 


kouyasirokanesou7 

花の直径は7~8mmほど。
やや淡いクリーム色~白色。
この場所で見たものは すべて白っぽかった。

黄色の部分が花弁。
ここがカップ型(杯状)で2裂するのが特徴。
kouyasirokanesou6 

ガクの裏側は筋模様があり うっすら赤い色がついています。
kouyasirokanesou5 

去年 撮影した果実。
7mm~1cm。
おもしろい形ですね。
他のシロカネソウもこんなのかしら???
kouyasirokanesou10 

肉眼で1mmほどの種・・
突起の有無を見るために スコープ使用
光沢があり、ツルツルで突起がみあたりません。

kouyasirokanesou8 

■コウヤシロカネソウ(高野白銀草)■キンポウゲ科シロカネソウ属

分布 近畿地方南部、四国東部
低山のやや湿った日陰に生える多年草
草丈 10cm前後
花期 4~5月

 
| flower | COM(8) | | TB(0) | |
コメント







管理者にだけ表示を許可する