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2007-01-23 (Tue)
tsurunichinichisou

■ツルニチニチソウ■蔓日日草 キョウチクトウ科 
分布 南ヨーロッパ原産
花期 3-5月

海岸に近い空き地で 早くもツルニチニチソウがひとつふたつと咲きはじめました。
去年同じ場所で3月末~4月頃だったのに今年は暖冬のせいでしょうね。

○ツルニチニチソウの花物語○

思想家のジャン・ジャック・ルソーの自叙伝「告白」より。

ある日、ルソーは自分の恋するド・ワレン夫人と散歩していました。
途中で夫人は”ツルニチニチソウがまだ咲いているわ”と言ったので、強度の近視だったルソーはしゃがんでその花を見ました。
それから30年の間、ルソーはこの花を見ることはありませんでした。
花好きのルソーは、植物採集のための登山の途中で偶然にツルニチニチソウの花を見つけました。
すると、30年前の楽しい恋の思い出の日々が思い出されました。
ツルニチニチソウの花言葉は、このお話から生まれたのだそうです。

花言葉...幼馴染み・朋友・楽しき思い出・優しい追憶

tsurugikyou

■大西靖子■薯 (木版画)
花と心の彩り ”つるぎきょう”(ツルニチニチソウ)

私の知人の義姉にあたる靖子さんの木版画。
30数年余りの間に出会った風景や野の花をたちを木版画で描写し続けています。
康子さんは その時初めて出会った花を一度心の奥に眠らせておき 再び季節が訪れ同じ花が命を蘇らせるとき 咲いては枯れていく様子を何度もくり返し見続ける..
こうして花の命と自分の命が自然に一体化し 今なら作品にしてこの花を生かすことができると直感するそうです。
そこから始まるスケッチは、その花を生かしている空気や色が静かな時の流れと共に次第に見えてくる...とも書かれています。

同じ花でも、”花”の時だけを見るではなく、季節の移ろいと共に変化していく様を見ていると たとえ道端の花ひとつにも、命の素晴らしさを感じることができるんですよね。
その時 初めてその花と真正面から向き合い、語り合えるような気がします。


思い出が 花を連れて
思い出が 歌を連れて
記憶のほとりで きらめく

いつか流した涙は
いつからか私の宝物

たとえあなたが居なくても
私から消えることはない

空に 風が咲く日
やわらかな風に 光が咲く日
あなたの花が咲くよ

空に映え 風に揺らぎ
いとしい命を蘇らせ
あなたの花が咲くよ

この香しきめぐる季節の中
私はあなたを思いだす
花とともに
歌とともに

by tora


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