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2017-10-01 (Sun)
里山の川岸 両がわ 無限に生えていた”ヒメジソ”
100m以上 いやもっとかな・・川が見えなくなるところまで生えています。

イヌコウジュと似ているので間違うことも多かった(≧ロ≦)
でもやっと イヌコウジュとヒメジソが自分なりに判断できるようになったような(苦笑)
ヒメジソはよほど水のそばが好きなのでしょうか。
himeziso1

田んぼ横の水路や 山水がしみ出しているような林の道沿いにも多く見かけます。
こんな環境でイヌコウジュは見たことがありません。
himeziso2

いっぽうよく似た”イヌコウジュ” どっちかと言えば乾いた所が好きなようです。
乾燥気味の我が家の庭。 山の土100%のためかいつからか生え続けている。
なのに ヒメジソとの区別を怠っていた私。
見ぬふりしていても 花のほうから”勉強しなさい”とばかりに今年も現れる(笑)
投げ出さないでもう一度 違いを整理してみました。

(イヌコウジュ)
inukouzyu1

イヌコウジュは真上から見ると 上に卵形で先の尖った葉がついている。
inukouzyu2

ヒメジソには見ません。
この特徴はルーペいらずの一番わかりやすい特徴かなと・・
(水路近くのヒメジソ)
大きい葉はヤノネグサ。
himeziso3


●葉の比較

葉の鋸歯も見るものによっていろいろで鋸歯数だけで決定はできないことがわかりました。
図鑑などでは
〇イヌコウジュ=低い鋸歯で6~13対
(葉の質はやや厚い)
〇ヒメジソ=粗い鋸歯で4~6対
(葉の質は薄く ほぼ無毛)
しいて言えば ヒメジソの葉は ややひし形っぽいかな。
inuhimeha

●ガクの比較

初めのころは 絶対これが識別ポイントだと思って出会うたび見ていたところ、どっちつかずのものが結構あり・・
(これが投げ出す原因になってしまったように思う)
ここにポイントありと説明されている所が多いようですが ここだけで判断するのは危険。

〇イヌコウジュ=ガクの切れ込みが深く 3裂片が同等に尖っている。
          
〇ヒメジソ   =ガクの切れ込みが浅く 真ん中が短い。
           裂片があまり尖らない。

inuhimegaku1


●花軸の比較

〇イヌコウジュ 花軸に細毛が沢山
〇ヒメジソ  花軸に目立つほどの毛は見られない
inuhimeziku

●茎の比較
イヌコウジュは毛が多い。
ヒメジソは稜線に少し毛がある。
inuhimekuki
全体的に毛が多いのがイヌコウジュ。

●花の比較
inuhimehana

花の色で判別できるのなら苦労しませんが、ヒメジソは白ばかりではなく時々薄いピンクや、白&ピンクのものもありました。
こうして見ると 花そのものそっくりだけど よくよく見ると違いますね・・
おそらくこの違いを忘れなければ もう間違うことはなさそう("▽")
あと 香りが少し違う・・と教えて頂いたこともありますが嗅覚は個人差あるので(苦笑)

*(・。・。でも時には 例外さんもなきにしもあらず・・ですのでご了承下さいね。

■イヌコウジュ■シソ科 イヌコウジュ属

  ・環境  乾いた山野の道端
  ・分布  日本全土
  ・花期  9~10月

■ヒメジソ■シソ科 イヌコウジュ属

 ・環境 水路のそばや湿り気のある草地
 •分布 日本全土 
 •花期 9~10月

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2017-09-27 (Wed)
少し前のブラジルハシカグサモドキがあった道路下に群生していた”ミズネコノオ”
その時はまだ開花していなかったので再度行ってみました。
なんと田んぼ4枚分(画像では田んぼ3枚ですが手前にもう一枚あります)
白っぽく点在して見えるのは”ダンドボロギクの綿毛”。
緑色はぜーんぶミズネコノオ。
mizunekonoo1

県では”準絶滅危惧種”ですが こちらでは多い少ないはあっても ほとんどの田んぼで普通に生えています。
でもこんな一面に沢山はびっくり。
どう撮影していいのやら・・なにやら”壁紙”チック・・_| ̄|○
mizunekonoo3

あまり欲張らないで写したほうがそれなりに特徴が伝わるかも。
花の色が薄いので ぼんやりした画像になりました<(_ _)>
mizunekonoo2

全草の姿。これで草丈35cmぐらい。
茎の真ん中あたりで多数枝分かれするので一株でもよく茂って見えますね。
mizunekonoo4

ジジミチョウ、 アカタテハ、 ハナアブの仲間が沢山 やってきていました。
mizunekonoo5

下から?上から?咲きはじめる順序がまちまち???
mizunekonoo8

花冠は白色~淡紅色でひとつが2mmほど。
飛び出しているのがオシベ。
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葉は 3~6枚で輪生。幅が5mm。細長く線形 。
mizunekonoo6

〇周囲に生えていたもの
”ウリクサ”
urikusa
〇アゼトウガラシ
azetougarasi

〇ツユクサとブラジルハシカグサモドキ
tuyukusa&buraziruhasikagusamodoki

ミズネコノオがよく茂っていたのであまり中のほうがみえにくかったのですが サワトウガラシ、ミズキカシグサなども下敷きになって咲いていました。
心配はブラジルハシカグサモドキがここでどう増えていくのでしょう・・
かといって人様の田んぼに勝手に入って 引っこ抜くことまではできないので・・

同属に”ミズトラノオ”があるそうですがこちらでは見れません。

”トラ”に対して”ネコ”。
”ミズネコノオ”の名前は・・・・
ネコの尻尾はトラに比べて小さいことから命名れたのでしょうか・・
がしかし、ここ数年ノラチャンで 尻尾がクルンとしているのを多く見ます。
こんなふうに・・("▽")
nekosippo1
nekosippo2


■ミズネコノオ(水猫の尾)■シソ科 ミズトラノオ属

・環境 水田や低湿地にはえる
・草丈 15~50cmの1年草
・花期 8~10月
・分布 本州~九州・奄美
 
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2017-09-24 (Sun)
低山地の川沿いで見つけたハダカホオズキ。

これまでにも何度か出会っていましたが水害後 あまり見られなくなった気がします。
以前見たところは 鹿の食害で プツンプツン茎まで食べられていてほぼ全滅。
ここも掘り返した跡があちこちにあったので時間の問題かも。
hadakahoozuki1

クリーム色の花は7~8mm。
葉腋から長い柄を出し、花は下向きに・・・。
ナス科は花にもよりますが どうして目立たない場所に花をつけるんでしょうね。
葉ばかり大きくてしゃがみこまなければ気づかない。
hadakahoozuki2

最初の頃は 秋に赤い実がなっっている事で気がついた(///∇//)
hadakahoozuki3

花柄 こんなに長くなくてもいいのに・・撮影しづらい・・
hadakahoozuki4


少し光沢のあるクリーム色の花は7~8mm。
5裂した花冠が外向きにカールするところ・・なんとも可愛い。
最近よく思うことですが 下向きの花ほど 可愛い花が多くないですか???
こんな時はいつもこんな撮影に( ´艸`)
hadakahoozuki6

当地には これとは別に 葉が厚くて丸いタイプのマルバハダカホオズキと呼ばれるものがあるようなので探してみたいと思っています。
(・・とここに記しておくと出会えるような気がして・・)笑
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hadakahoozuki5

この時期ともなれば 花は少なく 緑色した果実のほうが目立つ。
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果実は8~10mm。
あと1ヶ月もすると 真っ赤な可愛い実が見られます。
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以前出会った イガホオズキ、アオホオズキは深いガクにすっぽり包まれていましたが
それらに比べると ガクのない果実ではあるけれど ・・
もう少し他にネーミングがなかったのかな・・と思います。

■ハダカホオズキ■ナス科 ハダカホオズキ属

 •分布 本州~沖縄
 ・環境  やや湿った林縁
 •花期 8~9月
 
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2017-09-22 (Fri)
今日は 庭から発信・・”タコノアシ”

もう4年前になるかしら・・お師匠さんが他県の方からいただいたものを又イタダキ。
植えて育てるのは不得意な私ですが・・”こちらではなかなか見られないから・・”と言う事だったので
3~4株いただいて 田んぼの土を入れて 夏場だけは水切れささないように気をつけるぐらいでほとんど放置している。
増えもせず 減りもせず 毎年この時期花が咲いています。

昔は 湿地や沼、休耕田などに あったそうですが いつのまにか見られることがなくなったとか。
それでも根気強く探せばどこかにあるのかもしれないけれど、、、。
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上から見ると・・・
花弁がないので 花らしく見えないんですよね。
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直立した茎が 上部で3分岐・・・伸びて行く。
≡(◎)≡ タコのように8本・・ではないのですね(●´∀⊂)
花や実のつき方が蛸の足の吸盤を思い起こさせることから名前が付けられたそうですが 
まだ”タコの足”まではほど遠い。
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伸びてゆく枝は 先のほうで くるん。渦巻き状になるところ・・タコっぽい?(*' '*)
やがてはうずまきがまっすぐ伸びていきます。
黄緑色の萼片が平開する。
雄蕊は10本、黄色は葯。
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茎の下部分。
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互生する葉の縁は細かい鋸歯がある。
茎の色が赤い。
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いつも戸外散策してブログエントリーしていますが 箱入り”タコノアシ”は不自然ですね(苦笑)。
きっとどこかで 出会ってみせる・・と強い思いが沸き立ちます\(*⌒0⌒)b

■タコノアシ■ ユキノシタ科 タコノアシ属

   ・草丈  30~80cmの多年草
   ・環境  湿地、沼、休耕田、川原
   ・分布  本州~九州
   •花期  8~10月

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2017-09-20 (Wed)
山間部の車道沿い”見慣れない花” が 花道モード・・
ガードレールに添うように白い花が咲いている。
一目見て帰化?調べましたら熱帯アメリカ原産ブラジルハシカグサモドキ。
長ったらしい名前です・・

”モドキ”がつくぐらいですからブラジルハシカグサというものがあるのだろうと検索してみましたがありません。
で、これとは別に、”ハシカグサモドキ”があるようです。
2種は 種子で区別できるとありました。

民家の少ない高齢者だけのこの土地に いつからあるのだろう・・
どこからやってきたのだろう・・・
市街地には見受けられないのに・・・
少し前に環境省に勤務されている方が”和歌山県は全国では帰化植物は少ないほうですよ”
と話されてはいましたが(苦笑)
安心してはいけませんね・・
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何もない田舎道、見るぶんには”可愛い”と誰もが思うかもしれない・・ね。
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ガードレール下は休耕田。気になってのぞいてみると 希少植物ミズネコノオの群生。
(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!!そのど真ん中に 居座ってるじゃない・・
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在来種のハシカグサは地味ですが、それとはぜんぜん様子が違っていました。
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根っこはアスファルトの中までも入っています。
茎は斜上しながら伸びて 節々から根をはっていくようです。
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漏斗状の花・・
すでに落ちてしまってガクだけになったものも目立つ。
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茎頂に10個・・いやそれ以上の花が咲くようです。
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葉は対生.。
葉の裏面や茎に毛がびっしりと生えているので ちょっと触れただけでもゴワゴワ。
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あら・・種子は 空っぽ?!
撮影中は何かわかりませんでしたが 写しといてヨカッタ~
茶色の毛がはえているひとつひとつが”種子”だったのですね・・

画像矢印の部分・・ガクの下に果実ができ ガクが落下する時にはすっかり茶色の種子が完成しているしくみ。
その種子は1個が 3分果されるそうです。
掛け算してみると・・(▽o▽)。。。はびこるのも納得。
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少し触れるだけでも パラパラこぼれ落ちる。
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長さ2mmほどの種子を接写してみました。
すでに零れ落ちたか?と思わせるような とっても変わった形ですね・・
よく似たハシカグサモドキと違うのは 分果の腹面が大きく裸出する・・とネットにありました。
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■ブラジルハシカグサモドキ■アカネ科 ハシカグサモドキ属

多年草
熱帯アメリカ原産の帰化植物
花期 9〜11月

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2017-09-17 (Sun)
田んぼ道の溝の近くなどで よく見かける”ミゾカクシ”
地面を這うように群生するので アゼムシロとも呼ばれています。
日本全土に分布して この時期出かければ 必ず出会えるお馴染みの花。
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でも 色がいろいろあるなんて・・(/-\*) 知らなかった・・
この田んぼは初めてで、足元に散らばる白いミゾカクシ(。・o・)
脳が 新しいものを見つけたかのような反応してしまいましたよ(苦笑)
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ブログを初めてから 何度もあちこちで見てきたのはこの色。
なんで???たまたまそうだったのでしょうけど、、薄い紫色。
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それにしても白一色。
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あたかも ミニ白鳥が飛んでいるかのようにも見えます。
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これは 淡いピンク。優しい雰囲気。
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そして濃いピンク。
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それぞれが こんな距離で仲良く咲いていたりして・・
今までどうして遭遇できなかったのだろう?不思議。
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この花で思い出すのは 9年前のこと。
東京から来られた方と散策をしたとき、先頭きって歩きながら叫んだ事・・(*`▽´*)
”え~~~おもしろい花だあ~~ーーーー”
そう言いながら 両手を広げ 背すじを伸ばして 首を突き出してね・・
思わず (^-^)//""パチパチしました。

■ミゾカクシ(アゼムシロ)■キキョウ科 ミゾカクシ属

 水田の雑草
 花期 6~10月
 草丈 10cm
 分布 日本全土
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